鉄道システムズエンジニアリング
開発の加速と効率的なテスト
鉄道向けソフトウェア、機器、およびシステムは、人々の移動を支える重要な役割を担っています。そのため、車両内だけでなく線路上の設備も含め、極めて高い信頼性で動作することが求められます。CENELEC EN 50716(EN 50128およびEN 50657の後継規格)への対応、既存システムへのデジタルソリューションのシームレスな統合、さらにはネットワーク運営事業者、規制当局、メーカー間の円滑な連携などは、鉄道分野のソフトウェア開発における代表的な課題の一部に過ぎません。ベクターは、こうした課題に対応するため、鉄道業界向けのソフトウェア開発を支援するソリューションを提供しています。

開発を加速し、テストを効率化して鉄道プロジェクトをシンプルに
ベクターのソリューションは、組み込みソフトウェアから複雑なネットワーク、さらには分散システムに至るまで、幅広いサイバーフィジカルシステムの開発を効率化し、その複雑さを軽減します。
ベクターの開発ツールは、開発者と品質保証担当者の双方を支援し、テストプロセスの効率化、不具合の早期検出、そして異なるテスト環境やテスト実行間における一貫した品質の確保を実現します。
単体テスト、結合テスト、エンドツーエンドテストのいずれにおいても、堅牢で自動化されたツールを活用することで、ソフトウェア開発ライフサイクル全体を大幅に効率化できます。ベクターのソリューションは、お客様の鉄道プロジェクトにさまざまなメリットをもたらします。
適用分野
開発・テストのあらゆるフェーズをカバーする包括的なツールチェーン


CANoeによる鉄道システムおよびネットワークの開発・テスト
CANoeは、個々のデバイスや、接続されたデバイスからなるシステム全体の開発、テスト、解析を行うための当社の包括的なソフトウェアツールです。ネットワーク設計者や開発・テストエンジニアを、計画段階からシステムレベルのテストに至るまでの開発プロセス全体を通じてサポートします。CANoeは、単一のマイクロコントローラのテスト、モジュールテスト、統合テスト、コンフォーマンステスト、回帰テスト、およびプロトタイプのテストに対応した、最先端のテスト環境を提供します。
CANoe向けRailway Signalling Add-Onが新登場
連動装置やオブジェクトコントローラーなど、鉄道信号システムのコンポーネントのテストを自動化します。このAdd-Onにより、テストツールCANoeでEULYNXおよびNeuProシステムに対応できます。主な特長は以下のとおりです。
- SCI(PDIおよびBTP)、RaSTA、OPC UAプロトコルに対応
- すべてのプロトコルレベルで要求を検証するためのテストケースを作成・実行
- アプリケーションレベルで新たなシミュレーションを作成、または既存のシミュレータを活用
- フォルトインジェクション機能により、メッセージの遅延、破棄、改変が可能
- ファズテスト機能により、システムのセキュリティを検証
- テストケースをALMツールの要求と紐付けることで、進捗状況を把握
DB InfraGOおよびPintschの導入事例もぜひご覧ください。CANoeが鉄道信号システムの開発・テストをどのように効率化するのかをご紹介しています。
導入事例


DB InfraGO導入事例:鉄道信号システムの受入試験を自動化


Pintsch導入事例:デジタル連動装置向けテストシステムの導入に成功


Harsco Rail導入事例:架線保守車両向け制御ソフトウェア


ENYSE導入事例:CENELECに基づくSIL4認証を取得

