
MedTech - Medical Tuesday
Medical Tuesdayとは?
Medical Tuesdayは、医療機器ソフトウェアの開発や規制対応について、実践的な知見を学びたい方を対象とした無料のオンラインイベントです。各回60分で、業界のエキスパートや実務担当者が、現在直面している課題について議論し、実践的な経験やノウハウを共有します。ライブディスカッションやQ&Aを通じて、参加者との活発な意見交換も行います。
1.IEEE 11073 SDCによる相互運用性:SDC入門
全3回シリーズの第1回では、Nadine SchnabelとMarvin Gerhardtが、以下のテーマについてご紹介します。
- 医療機器メーカーにとって、SDCと相互運用性が重要である理由
- SDCの規格体系と、HL7、FHIR、DICOMなどの規格との連携
- ディスカバリ、デバイス記述、状態情報、サービス、オペレーションなど、SDC通信の基本概念
- 異なるメーカーの機器を連携させ、手術室でのワークフローを実現する事例
2026年11月3日(火)(UTC+02:00) シュツットガルト、カールスルーエ、レーゲンスブルク
2. IEEE 11073 SDCによる相互運用性:SDC Stack入門
主なトピック:
- デバイスアーキテクチャにおけるSDCの位置付け:コンピューティングレイヤ、POSIXオペレーティングシステム、ミドルウェア
- 3つの統合アプローチ:ネイティブ統合、外部ゲートウェイ、統合ゲートウェイ
- SDC Stackが担う役割:プロトコル実装、MDIBの状態管理、通信セキュリティ
- エンジニアリングにおいて必要となる対応:MDIBでのデバイスモデリング、製品ロジックとの接続、デバイスレベルでのリスク管理と承認対応
2026年12月1日(火)(UTC+02:00) シュツットガルト、カールスルーエ、レーゲンスブルク
3.IEEE 11073 SDCによる相互運用性:SDC相互運用性のテスト
手術室のシナリオを例に、相互に補完する4つのテスト領域について解説します。
- 適合性テスト: デバイスが規格を正しく実装しているか
- 相互運用性テスト: 異なる実装のデバイス間で通信できるか
- 性能・堅牢性テスト: 高負荷時やネットワーク障害時にどのように動作するか
- システムテスト: エンドツーエンドの臨床ワークフローにおいて期待どおりに動作するか
2026年12月8日(火)(UTC+02:00) シュツットガルト、カールスルーエ、レーゲンスブルク
過去のMedical Tuesdayセッション

2026年5月:Swift Act:最新のテスト・シミュレーションエコシステムによる高信頼性システム開発
シリンジポンプの開発を、効率的かつ体系的に、規制対応を見据えながら進めるにはどうすればよいのでしょうか?本セッションでは、Swift Actが実践的なリファレンスプロジェクトを通じて、初期プロトタイピングから最終的なシステム統合まで、最新の医療機器開発のアプローチをご紹介しました。

2026年4月/5月:Siemens Healthineers:ラボオートメーションシステムにおけるハードウェア抽象化によるテスト効率の向上
利用できるハードウェアが限られ、不具合の発生頻度も低く、さらに高い再現性が求められる状況で、非常に複雑なラボオートメーションシステムを高い信頼性でテストするにはどうすればよいのでしょうか?
Atellicaラボオートメーションプラットフォームの具体的なサブシステムを例に、Siemens Healthineersとベクターのエキスパートが、システムレベルの仮想化とテスト自動化によって、ハードウェアへの依存を大幅に低減し、開発を加速するとともに、製品全体の品質を向上させる方法をご紹介しました。

2026年3月:MedTechにおけるCANopen活用:スムーズな実装からシステム全体のシミュレーションまで
Kai Jansenが、CANopenと現代の医療機器通信におけるその役割についてご紹介しました。CANopenノードから、デバイス機能を構成するオブジェクトディクショナリやEDSファイル、ネットワーク管理の基本概念、関連するCiA仕様まで幅広く解説しています。

2026年2月:効率的な医療機器開発のための戦略
Dr. Manuel Hüpfelが、環境シミュレーション、デジタルツイン、Software-in-the-Loop(SIL)テストを活用して、医療機器開発の効率化を支援する方法をご紹介しました。

2026年1月:既存資産を活かす!IEC 62304とレガシーコード
Andreas Hornが、IEC 62304への準拠、コード品質の向上、開発期間の短縮といった観点から、医療機器ソフトウェアのレガシーコードを管理・活用するための実践的なアプローチをご紹介しました。

