vVIRTUALtarget
仮想AUTOSAR ECUのテスト

vVIRTUALtargetとは

vVIRTUALtargetは、一般的なあらゆるAUTOSAR 4向けプロジェクトの仮想ECUを生成するソフトウェアです。ECU開発プロセス全体を通して、機能/ソフトウェアの開発者、ソフトウェアインテグレーター、テストエンジニアを支援します。

vVIRTUALtargetを使用すれば、機能ソフトウェアをそのままの形でモデルや仮想化されたAUTOSARベーシックソフトウェアと組み合わせ、開発とテストを行うことができます。これによってソフトウェアに関する幅広い知見が得られるだけでなく、シミュレーション環境全体をさまざま
な方法で制御し、詳しく解析することが可能になります。また、広範な自動化機能が装備されているため、並行テストを高速に実行しながらインテグレーションを繰り返し実施できることもユーザーにとって有利です。

関連情報

ファクトシート:

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コンポーネント 推奨 最小要件
オペレーティングシステム
Windows 10/8.1/7 SP1 (64ビット)
CPU Intel Core i5
3.0 GHz
Intel Core 2 Duo
2.6 GHz
メモリー(RAM) 4 GB 1 GB
ハードディスク容量 ≥ 2.0 GB ( 使用オプションおよび必要なオペレーティングシステム コンポーネントにより異なる )
画面解像度 1280 x 1024 1024 x 768
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vVIRTUALtargetは以下の言語に対応しています:

  • 英語
  • ドイツ語
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ダウンロード

ニュース/イベント

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機能概要

  • vVIRTUALtargetはWindows PC上で稼働するため、幅広いユーザーがすばやく簡単に使用できます
  • ソフトウェアはリアルタイムで、または独立して実行できます
  • ターゲットハードウェアが存在していなくても、アプリケーションソフトウェアからAUTOSARベーシックソフトウェア、そしてハードウェアドライバーに至るECUソフトウェア全体のテストを設定および実行できます
  • vVIRTUALtargetにより、物理ハードウェアの設定を修正およびシミュレーションすることができます
  • 他のテストツールと簡単に接続できます

バージョン2.0の主な特長

  • 機能ソフトウェアをベーシックソフトウェアから独立して実行
  • タスクおよびサービスの自動マッピング
  • ECU設定の自動作成
  • CANoeとのシームレスなクライアント/サーバー通信

ユーザー

ソフトウェア開発者インテグレーターは、「pro」と「basic」の2つのバリアントを使用して、ごく初期の段階からAUTOSAR 4に基づく機能ソフトウェアの仮想テストを実行できます。その後の作業ステップでは、仮想ECUをテスト環境に統合して使用できます。

Graphic of vVIRTUALtarget user roles
vVIRTUALtargetを使用したワークフローでの一般的なユーザーの役割とソフトウェアツール

バリアント

vVIRTUALtarget proバリアント

1つまたは複数のSWCを、AUTOSARインターフェイスを介してランタイム環境に自動的に接続することが可能です。この際、vVIRTUALtarget proはAUTOSARベーシックソフトウェアの一般的な挙動をエミュレートするため、ECU設定時のベーシックサービスの設定や、ユニットテスト時のそれらのサービスの実装を気にする必要はありません。vVIRTUALtarget proでは、管理レイヤーの一般的なサービスが自動的に提案される一方、それらをユーザーが自分で決定することも可能です。このような柔軟なアプローチによって、ユーザーはテストの実施というタスクそのもの、すなわち、ソフトウェアへの入力をシミュレーションし、出力でのリアクションを観察することに完全に集中できます。


vVIRTUALtarget basic

次のステップは、vVIRTUALtarget basicでECUの設定全体を視覚化し、それをテストすることです。これはターゲットECUのオリジナルの設定を使用して行われますが、この設定もやはり、可能な限り最高のレベルの忠実度を実現できるよう、Vector DaVinci Tool Suiteの所定のツールを使用して作成されます。設定をやり直したり、新たに設定したりする作業はいりません。結果として得られるバイナリーファイルは、CANoeなどのPCのランタイム環境で使用できます。テストのインターフェイスは、実際のECUと同様に、ネットワークメッセージとI/Oです。
作成された仮想ECUはクラスターあるいは実際のECUと組み合わせて、システム全体のテストに使用できます。

ソフトウェア開発フェーズでの使用

機能ソフトウェアのテストでは、(1)ソフトウェアコンポーネント(SWC)、(2) 個別ECU、そして(3)システムレベル全体に焦点が当てられます:

Graphic of use cases of the product variants
ソフトウェア開発のさまざまなフェーズで使用されるvVIRTUALtargetの2つのバリアント: