vFlash
vFlashですばやく簡単にフラッシング

vFlashの概要

vFlashは、複数のECUのリプログラミングにも対応した非常に使いやすいツールです。テンプレートを入れ替えることにより、さまざまな自動車メーカーのフラッシュ仕様(フラッシュブートローダー仕様)に対応でき、すでに130種類以上のテンプレートをご用意しています。また、プラグインコンセプトを介して簡単に拡張することができます。

特長

  • CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、Ethernet(DoIP、SoAd = AUTOSAR Socket Adaptor)経由でECUのリプログラミング
  • 単一パッケージのフラッシュプロジェクト(.vflashpack)を作成することにより、情報の受け渡しが簡単
  • 高速データ転送:
  • 例)36.6秒で1,000kBのデータを転送(27.3kB/s) ― CAN通信速度500kbps、STmin=0、BS=0に設定したECU

  • 「vFlashテンプレート」によるプラグインコンセプトを採用しており、異なるプロトコル、シーケンス、リプログラミング仕様を簡単に拡張可能
  • Intel HEX、Motorola-S、バイナリーなどのデータ形式を用いるダイレクトな「ネイティブ」プログラミングと、ODX-Fなどのコンテナー形式や自動車メーカー固有の形式に基づくプログラミング
  • vFlashテンプレートを切り替えることで、異なるブートローダー用のフラッシュプロジェクトを迅速かつ簡単に作成
  • フラッシュ実行結果レポートの作成
  • エラー時のCAN生データをロギングし、後で解析可能
  • フラッシュ実行中のCANメッセージをロギングし、後で解析可能
  • 圧縮データや暗号化データを用いたリプログラミング
  • オリジナルのGUI/手順を持った自作アプリケーションからリプログラミング機能をCおよびC#言語のAPIを利用して制御可能
  • CANoe.DiVaの併用により、ECU内のフラッシュブートローダーを検証 (CAN、FlexRay、DoIP、LIN経由)
  • インテリジェントな診断デバイスVN8810 と「vFlash Compact」でスタンドアローンのリプログラミングが可能
  • vFlash Stationにより、別々の通信チャンネルを使用しながら複数のECUを同時にリプログラミング可能
  • vFlash Remoteにより、任意の場所のECUをリモートリプログラミング

適用分野

vFlashは、自動車メーカーやサプライヤーでECUのリプログラミングに携わるすべての人たちに向けたツールです。CAN、FlexRay、LIN、 Ethernet (DoIP) 経由でフラッシュプログラミングを行うことができます。

また、ECUの開発段階から実際の車両に組みつけられたECUのリプログラミングに使用できます。

vFlashはグラフィカルユーザーインターフェイスから制御することも既存環境のライブラリとして簡単に統合することもできます。

新しいエディション「vFlash Station」では、別々の通信チャンネルを使用し、最大8個のECUを同時にフラッシングすることが可能です。

vFlashブートローダーのサポート
ベクターは、さまざまな自動車メーカーやブートローダー用のvFlashテンプレートをご用意しています。

バージョン5の新機能

vFlash Remoteによるリモートリプログラミング

  • リモートでのECUのリプログラミングを、場所に左右されることなく、また組織としての手間やコストをかけずに、簡単に実施
  • これを使用することにより、たとえば路上評価段階のECUを遠く離れた開発担当者が自身の開発環境から直接リモートアップデートすることが可能
  • 高いレベルのセキュリティーと信頼性
  • 既存のvFlashパッケージを再利用することにより、効率を向上し、コストを削減

DoIP ECUの複数並行リプログラミング

  • 並行プログラミング用のvFlash StationがDoIPにも対応。最大8ECUを、それぞれ個別のチャンネルを通じ、Ethernet (DoIP) 経由でリプログラミングすることが可能に

「カスタムアクション」機能の強化

カスタムアクションはフラッシュシーケンスの前または後に自動的に処理されるタスクです。たとえばECUアップデートのレポートやECUラベルの印刷を追加できます。

  • デバッグのシンプル化:vFlashの再起動が不要なシームレスなコーディング、コンパイル、デバッグ
  • VisualStudio用プラグインのVDS-IDEによる開発のシンプル化:扱いたい診断パラメータ等を専用IDEのIntelliSence機能がユーザーを助け、診断機能を持つカスタムアクションの開発が大幅にシンプル化
  • リプログラミングなしでもカスタムアクションを実行可能
  • フラッシュ情報(データブロックのプロパティーなど)へのアクセス

CAN FDの通信トレース

  • vFlashとECUの間の通信を解析するためのトレースがCAN FDにも対応

OEM仕様のサポート

  • 130を超える多様な自動車メーカーのFBL仕様をvFlash テンプレートを通じてサポート。テンプレートの追加は今後も継続
  • 自動車メーカー固有の証明書インフラストラクチャーによる認証などの新機能を追加し、既存のvFlashテンプレートをさらに充実

リモートフラッシュ

vFlash Remoteにより、診断を行うユーザーは、場所に左右されることなく、ECUをリモートでリプログラミングできるようになります。

ユーザーには、高いレベルの柔軟性と信頼性に加え、以下のようなメリットが与えられます。

  • リモートでのECUのリプログラミングを、場所に左右されることなく、また組織としての手間やコストをかけずに、簡単に実施
  • 特に、一般道でのテスト走行や海外の量産工場など、評価や製造フェーズで高い自由度と柔軟性を提供
  • 単にインターネットに載せただけではなく、安全で信頼できる手順を提供
  • 通信インフラストラクチャーのセットアップが極めて容易
  • 標準vFlashで作成済みの既存のリプログラミング環境(flashpack)をリモートでも再利用することにより、効率向上とコスト削減が可能
さらに表示
vFlash Remote概要

vFlash Remoteはフラッシュツールとして使用され、インターネット経由で車両上のアクセスポイントにリモート接続します。リモートインターフェイスとしては以下の2つの経路が使用可能です。

  1. vFlash Access Pointがあらかじめ組み込まれているインテリジェントな診断デバイス、VN8810をそのまま使用する
  2. vFlash Access Pointアプリケーションとネットワークインターフェイスを搭載したWindowsベースのPCを使用する

これに必要なvFlash Access Pointは、間もなく当Webサイトでダウンロードいただけるようになる予定です。

vFlash RemoteとvFlash Access Pointの間のリモート接続は常に暗号化され、フラッシュデータが第三者に見られたり、操作されたりすることはありません。さらに、Access Pointへのフラッシュデータの転送はECUのリプログラミングとは別に行われます。リプログラミングはフラッシュされるデータが完全にAccess Pointに転送され、適合性チェックに合格するまで開始されません。

また、フラッシュ実行中の進捗状況がAccess Pointから継続的に操作側のvFlash Remoteへ送信、完了後にはあらかじめ決められたECU情報がフィードバックされるほか、リプログラミング結果のレポート生成もオプションで選択できるなど、単純なリプログラミング実行だけでなく一連の作業をサポートできるよう考えられています。

vFlashと同様に、vFlash Remoteには、自動車メーカー固有のリプログラミング仕様を実装したフラッシュテンプレートを使用します。現時点で70社を超える自動車メーカー向けに、130以上のテンプレートが用意されています。

さらに表示

サポートするハードウェアインターフェイス

インターフェイス CAN(FD) FlexRay LIN Ethernet
(DoIP, SoAd)
VN16XX, CANboardXL
CANcardXL/XLe
X   X  
VN8810
(スタンドアローンのフラッシュデバイスとして)
X   X X
VN5610A/VN5640 X     X
VN7572, VN8970, VN8972 X X X  
VN7600, VN7610 X X    
VN7640 X X X X
VX10xx X(1) X(1)    
VX0312 X     X
PC interface       X(2)

(1) = CANおよびFlexRayオプション選択時

(2) = SoAdプロトコル未対応

関連情報

ファクトシート:

さらに表示

vFlashスタンダードバージョン

  推奨 最小要件
オペレーティングシステム Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 (≥ version 1709)
CPU
インテル互換
> 2GHz
≥ 2 コア
インテル互換
1GHz
2コア
メモリー(RAM) 4GB 2GB
画面解像度 > 1280 x 1024
1024 x 768


vFlashステーション

  Recommendation Minimum
オペレーティングシステム Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 (≥ version 1709)
CPU
インテル互換
> 2.5GHz
≥ 4コア
インテル互換
1GHz
2コア
メモリー(RAM) 8GB 4GB
画面解像度* -
-


* ライブラリのみ、グラフィカルユーザインタフェースはありません

さらに表示

ベクターのナレッジベースでは、グローバルのお客様FAQを掲載しています。

 

さらに表示

ダウンロード

ダウンロードしたい製品のカテゴリを選択してください

ニュース/イベント

さらに表示
さらに表示

トレーニング

[Translate to 日本語:] Indigo Diagnostics Training

ベクター・ジャパンでは、ベクターのソフトウェアツール、ソフトウェアコンポーネント、最新のバステクノロジーやプロトコルに関する日本語のトレーニングを多数開催しております。トレーニングの概要につきましては、トレーニングポータルにてご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

関連ページ

さらに表示
さらに表示

Indigo - 開発中の車両で、簡単・便利に故障診断

さらに表示

CANoe.DiVa

さらに表示

CANdelaStudio

さまざまなプロセスで有効活用できる形式の診断仕様書を作成するためのツール

詳細情報
さらに表示

Solutions for ODX

Vector products that handle ODX diagnostic data.

More about Solutions for ODX
さらに表示

Solutions for OBD

Powerful tools and embedded software for on-board diagnostics

More about Solutions for OBD
さらに表示

導入事例とアーティクル

テクニカルアーティクルと導入事例の一覧

詳細情報
さらに表示

Diagnostic Engineering Services

Services with comprehensive know-how in diagnostics.

More about Engineering Services