CANoeバージョン13.0
単体ECUおよび車両ネットワーク全体の開発、テスト、解析のための包括的なソフトウェアツール

CANoeバージョン13.0の新機能をご紹介します。

 

 

一般

一般

  • CANoe4Server

    • WindowsおよびLinux用の初版リリースです。 
    • Jenkinsなどの統合が進むサーバー環境のSWシステムのための、スケーラブルな自動化テスト環境です。 
    • CANoe4Serverで使用するため、CANoeのコンフィギュレーションをエクスポートできます。 
    • シミュレーションモードでCANoeコンフィギュレーションを実行します。 
    • Linux用のCANoe4Serverは、CAPLを用いたCAN/Ethernetシミュレーションとロギングをサポートします。

  • Communication Concept (SOA)

    • Communication Setupを全面的に改定しました。 

      • 新しい [Communication Detail] ビューにはエレメントがテスト対象システムに属しているグループと、CANoeでシミュレーションされるテスト環境に属しているグループが表示されます。 
      • データソースのデータソースインポートウィザードには、CANoeの設定ガイドが表示されます。 
      • 各エレメント間の通信関係はグラフィカルな概要で表示されます。 

    • さまざまな形式のデータソースを結合できるようになりました。その結果、たとえばARXMLファイルで欠落している情報をvCDLファイルで追加することができます。 

  • RTカーネル 

    • RTカーネルは64ビットバリアントが利用できます。 

  • RT設定 

    • スタンドアロンモードでのロギング 

      • 外部デバイス (VN8900に接続されたハードディスクなど) のロギングファイルにアクセスしやすくなりました。 
      • COMを使用してスタンドアロンモードのロギング設定にアクセスできます。 

    • マルチCANoe 

      • マルチCANoeを分散モードと組み合わせて (VN8900またはVT6000をRTサーバーとして使用するなど) 使用できるようになりました。 

    • 分散モードのユーザーファイルの操作性向上 

      • 測定開始時に自動ダウンロードするよう設定できます。 
      • 測定停止時に自動アップロードするよう設定できます。 

  • Vector Tools Environment

    • Vector Tools Environmentでは、ファイルタイプ用ごとに、さまざまなプラグインを開くことができます。そのため、さまざまなファイルを1つのツール環境内で簡単に編集できます。
      ファイルタイプごとに異なるエディターを開く必要がありません。
      サポートされるファイル: パネル 

CAPL / CAPL Browser

  • CAPL

    • Linuxのサポート 
    • すべての式でスタック変数を初期化できます。 
    • 大文字小文字の区別なく、コールバック関数を検索できます。 
    • %LINE_NUMBER%マクロが追加されました。 
    • 拡張リアルタイムのサポート。 
    • 新しい/拡張されたAUTOSAR PDU IL CAPL関数 
    • 新しい/拡張CANopen CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたCar2x CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたCommunication Concept CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたEthernet CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたGPIB CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたISO11783 CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたJ1939 CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたMedia CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたその他のCAPL関数 
    • 新しい/拡張されたセキュリティーCAPL関数 
    • 新しい/拡張されたセンサーCAPL関数 
    • 新しい/拡張されたスマートチャージCAPL関数 
    • 新しい/拡張されたTCP/IP CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたTLS API CAPL関数 
    • 新しい/拡張されたテストCAPL関数

  • CAPLブラウザー

    • CAPLブラウザーで変数名と関数名がカラーでハイライトされるようになりました。 

  • .NETプログラミング

    • プログラミング用のターゲットフレームワークとして .NET Framework 4.7を選択できます。
    • ターゲットフレームワークをCOMインターフェイスで選択できます。


Panel Designer

  • Path Dialogをリンクとしても表示できるようになりました。

解析

  • マップWindow

    • GPSデバイスの表示 (特に、受信デバイスの場所を表示)
    • 複数のマップタイルプロバイダー管理を改善

オートモーティブ

Option .Car2x

  • 新しい/拡張されたCar2x CAPL関数 
  • テスト機能セット 

    • テスト機能がCar2Xにも対応 

  • Car2xスタック - EUバージョン用にILを改善 

    • C2C-CC Basic System Profile (BSP) バージョン1.5.0のサポート 
    • Car2xネットワークエクスプローラー内、各ノードの送信動作を設定可能 
    • CAMおよびDENMフレームのすべての層に有効な値を事前設定。DCC用のQoSにTrafficClassとPrio、GeoNetworkingおよびCAM/DENMのバージョン、ライフタイム、ホップリミット、関連エリアなど 
    • 実行中の値の自動更新。Sequence Number、Timestamps、PathHistoryなど 
    • CAM送信ルールをサポート 
    • 特定のイベントのサポート。危険な状況 (EEBL、AEB)、Collision Risk、Emergency Vehicle、Stationary Vehicle、Traffic Jamなどに定義済みの値を事前設定Car2xシナリオエディターで1つのステーションに複数のイベントを同時に設定可能 
    • VN4610による位置データCar2xシナリオエディターで設定したシナリオに基づいて、Car2xスタックを使用可能。

  • プロトコル 

    • 中国規格の更新: C-V2Xレイヤー、メッセージファミリーGB/T 31024.3、およびBSMなどの関連アプリケーションメッセージ
    • EUセキュリティー – バージョン1.3.1のSSP用の新しいトークン

  • マップWindow

    • GPSデバイスの表示 (特に、受信側デバイスの場所を表示)
    • 複数のマップタイルプロバイダー管理を改善

  • Car2xシナリオエディター 

    • 経路のインポートとエクスポート (gpx/kml/NMEA)
    • 各ステーションの複数の DENM イベントのサポート

  • ハードウェア

    • ベクター以外の802.11p通信デバイスを接続するためのインターフェイスと、ベクターのホームページで提供されている通信ソフトウェア (デーモン) は、バージョン12.0から積極的にサポートされなくなりました。CANoeバージョン13.0以降、このインターフェイスはサポートされなくなります。

オプション .Ethernet 

  • SP2以降、communication conceptは、残りのバスシミュレーション (RBS) 用として推奨されるデフォルトです: 

    • AUTOSARおよびFIBEXデータベースをサポートしています。 
    • Communication Setupで作成された通信マトリクスを変更および拡張しました。 
    • シミュレーション機能を改善しました (SOME/IP-TP、複数のTCP/IPスタック、TLVシリアル化、AVB/TSNなど)。 
    • トレースWindowでのEthernetイベントの表示が改善されました。 

  • Ethernetインターフェイス 

    • ネーミング: ポートベースのネットワークアクセスはネットワークベースのアクセスと呼びます。 
    • CANoeの63ポートという制限がなくなりました。ただし、ポート数がインターフェイスハードウェアでサポートされるポート数を超過した場合などに、ポート数を減らす可能性があります。 
    • バス統計: ネットワークベースのアクセスの場合のSQI値の説明をヘルプに記載しました。 

  • CAPL

    • シミュレーションされるノードのMACアドレスを、関数IpSetAdapterMacIdで変更できるようになりました。 
    • コールバック関数on ethernetErrorPacketで新しいセレクター(error codes)をサポートしました。 
    • TCP/UDPおよびIPパケットに対するCAPLからのget/set source/destination endpoint関数が追加されました。 
    • コールバック関数on ethernetStatusおよびon ethernetErrorPacket用のポート修飾をサポートします。 
    • testWaitForEthernetPacketおよびtestJoinEthernetPacket用に、新しくCAPL関数を多重定義し、IP_EndpointおよびIP_Addressをサポート。

  • .NET

    • .NET用のIP APIを追加しました。
    • Ethernetペイロードへのアクセスを拡張しました。 
    • プロトコルフィールドが存在するかどうかをIsAvailableプロパティでチェックできます。 
    • ネットワークベースのアクセスのサポートを改善しました。 
    • Vector.CANoe.Runtime.EthernetPortクラスに2つのメソッドを追加しました: GetLinkStatus()とSetLinkStatus() 
    • 停止しているTCPリスナーが再開時に元のエンドポイントを使用します。 

  • インタラクションレイヤー 

    • 新しい関数AREthILControlGetStatusおよびSomeIpILControlGetStatusを使用すると、インタラクションレイヤーのステータスをチェックできます。 
    • SOME/IPインタラクションレイヤー用のエラーメッセージを改善しました。 
    • AVBインタラクションレイヤー: MPEG2トランスポートストリームへの入力データストリームの多重化をメディアAPIでサポートし、たとえばAVBトーカー (CAPLの場合) で送信します。

  • ログ

    • ロギングでは、PCAPおよびPCAPNG形式のファイルを共有可能な状態で開き (ASCの場合)、他のアプリケーションが同時に読み取りアクセスできます。 
    • PCAPNG形式でのロギングでは、パケットサイズが65535バイトに制限されます。

  • 長さが2 Mバイトを超えるSOME/IP-PDUがサポートされます。
  • 長さが60バイト未満のEthernetパケットを送信できます。
  • TCP/IPスタックのデフォルトTTLはデータベースに従って初期化されます。
  • Ethernet FIBEXおよびAUTOSARデータベース用の外部エディターを定義できるようになりました。
  • コンフィギュレーションに最初のEthernetネットワークを追加すると、SOME/IPのUDPポートが30490に設定されます。

アビオニクス

Option .A429

  • 10ビットラベルのサポート

    • CAPL API a429SetScheduleTxが拡張され、10ビットラベルを送信できるようになりました。
    • それに従いログ、リプレイ、およびフィルターブロックも拡張されました。
    • Vector Aerospace Message Editorで10ビットラベルを作成できます。

 

Option .AFDX

  • [ネットワークハードウェア設定] ダイアログのボタンを使用すると、Vectorネットワークドライバーをインストールまたは更新できます。 

診断

  • 概要

    • DoSoAd通信パラメーターの設定を改善 (DoIPに非依存となり、再接続パラメーターを追加)。

  • DoIP

    • DoIPサンプルコンフィギュレーションが新たに追加されました。

一般産業/IoT

Connectivity

  • MQTTプロトコルバージョン4のサポート
  • vCDLおよび分散オブジェクト (DO) を使用したMQTTクライアントモデリング
  • さまざまなセンサーからのPUBLISHメッセージをシミュレーション
  • さまざまなMQTTトピックのサブスクリプション
  • クラウドを経由したMQTTサーバー (ブローカー) 通信
  • ローカルネットワーク内のMQTTサーバー (ブローカー) 通信

 

Option .CANopen

  • ネットワークを選択すると、ネットワークのすべてのノードのオブジェクトを1つのステップで読み書きできます。
  • 複数のオブジェクトをダウンロードする前に、NMTステータスが自動的にPreOperationalに変化します。
  • ダウンロード後、CANopen Safety設定がチェックされます。
  • Data Type DOMAINがサポートされるようになりました。
  • 拡張CAN IDをベクターの表記法で正しく入力できるようになりました (例: 0x123x)。
  • さまざまな操作性が改良されました:

    • カラム幅と現在のビューがコンフィギュレーションに保存されるようになりました。
    • 誤った値は赤でハイライトされます。
    • 未使用のサブオブジェクトはオブジェクトディレクトリでグレー表示されます。
    • マッピングビューに、データタイプとビット数が表示されます。

シミュレーション/刺激

  • ERTネットワークノード 

    • ERTネットワークノードの実行コンセプトを拡張し、優先度とデータ整合性モード用の新しい設定を追加しました。 

  • PDUインタラクティブジェネレーター (PDU IG) 

    • 初回リリース。CANoeバージョン12.0付属:

      • PDU IGではAUTOSAR PDUをトリガーし、PDUタイミングを操作することができます。
      • すべてのAUTOSAR PDUがサポートされます。
      • セキュリティーに互換性があり、CANoeでセキュアなI-PDUを送信できます。
      • トリガーは手動、周期的、およびシステム変数で可能です。

    • バージョン12.0 SP3では以下の拡張機能が実装されています:

      • グローバルシグナルジェネレーターをPDU IGに直接設定することもできます。
      • PDUの受信時にもPDUをトリガーできます。

スマートチャージ/eモビリティ

オプション .SmartCharging

  • GBT27930インタラクションレイヤーは、GB/T 34658にほぼ準拠してChargerとBMSのシミュレーションを行います。GB/T 27930シミュレーションを参照してください。 

テスト/VTシステム/オプション .Sensor

テスト

  • 分散オブジェクト (DO) はCANoe 13.0以降の新しいcommunication conceptのコンテキストで使用でき、vTESTstudioおよびテストモジュール内のCAPLとC#でサポートされています。 

  • テスト実行中に警告が発生した場合は、[テストコンフィギュレーション] ダイアログに警告アイコンが表示されます。

  

vTESTstudio 5.0との併用 

  • ファズテストケースをサポートしました:

    • その他のバスシステム: Ethernet (AUTOSAR PDU)
    • シグナル値のペアワイズに対応
    • エンドレスのランダム値発生

  • パラメーターファイルでタイプがmessage、node、およびnetworkのパラメーターをサポートします。

 

オプション .Sensor 

  •  I2CBasic.cfgサンプルコンフィギュレーションが新たに追加されました。 
  • センサーシミュレーション用の新しいCAPL関数ClearQueue/sensorClearQueueは、シミュレーションされたセンサーの送信キューをクリアします。サポートしているすべてのセンサープロトコルで使用できます。

商用車/農建機

Option .ISO11783

  • Iso11783インタラクションレイヤーはTIMプロトコルのサポートを改善しました (最終バージョンのドキュメント『AEF 023 RIG 1 ISOBUS - ISOBUS Automation Principles』にほぼ準拠しています)。
  • ファイルサーバーインタラクションレイヤーは以下のドキュメントに従いサポートが改善されています:
    ISO11783-13 (国際規格の第3版)。
  • ISO11783、バーチャルターミナル、タスクコントローラー、およびファイルサーバーの各インタラクションレイヤーのCAPLインターフェイスを拡張しました: 新しい関数はノード名ではなくアドレスで通信相手を見分けるため、テストの実装が大幅に簡素化されます。

 

オプション .J1939

  • 更新されたJ1939.dbcでは、最新 (2020年1月) のJ1939 Digital Annexに記載されたほぼすべてのメッセージを簡単にシミュレーションおよび解析できます。 
  • .NETのJ1939フレームのサポートを改善しました。 
  • J1939 ILには新しく使いやすいAPIがあり、22のDMメッセージ (DM1/DM2/DM6/DM12/DM23/
  • DM27/DM28/DM35/DM41/ ... /DM54) をシミュレーションします。 
  • J1939 ILでは、AUTOSARデータベース使用時のアドレスクレームメッセージのサポートを改善しました。 

Option .A429

  • 10ビットラベルのサポート

    • CAPL API a429SetScheduleTxが拡張され、10ビットラベルを送信できるようになりました。
    • それに従いログ、リプレイ、およびフィルターブロックも拡張されました。
    • Vector Aerospace Message Editorで10ビットラベルを作成できます。

Option .AFDX

  • [ネットワークハードウェア設定] ダイアログのボタンを使用すると、Vectorネットワークドライバーをインストールまたは更新できます。 

Option .CANopen

  • ネットワークを選択すると、ネットワークのすべてのノードのオブジェクトを1つのステップで読み書きできます。
  • 複数のオブジェクトをダウンロードする前に、NMTステータスが自動的にPreOperationalに変化します。
  • ダウンロード後、CANopen Safety設定がチェックされます。
  • Data Type DOMAINがサポートされるようになりました。
  • 拡張CAN IDをベクターの表記法で正しく入力できるようになりました (例: 0x123x)。
  • さまざまな操作性が改良されました:
  • カラム幅と現在のビューがコンフィギュレーションに保存されるようになりました。

    • 誤った値は赤でハイライトされます。
    • 未使用のサブオブジェクトはオブジェクトディレクトリでグレー表示されます。
    • マッピングビューに、データタイプとビット数が表示されます。

Option .Car2x

  • 新しい/拡張されたCar2x CAPL関数
  • テスト機能セット

    • テスト機能がCar2Xにも対応

  • Car2xスタック - EUバージョン用にILを改善

    • C2C-CC Basic System Profile (BSP) バージョン1.5.0のサポート
    • Car2xネットワークエクスプローラー内、各ノードの送信動作を設定可能
    • CAMおよびDENMフレームのすべての層に有効な値を事前設定。DCC用のQoSにTrafficClassとPrio、GeoNetworkingおよびCAM/DENMのバージョン、ライフタイム、ホップリミット、関連エリアなど
    • 実行中の値の自動更新。Sequence Number、Timestamps、PathHistoryなど
    • CAM送信ルールをサポート
    • 特定のイベントのサポート。危険な状況 (EEBL、AEB)、Collision Risk、Emergency Vehicle、Stationary Vehicle、Traffic Jamなどに定義済みの値を事前設定Car2xシナリオエディターで1つのステーションに複数のイベントを同時に設定可能
    • VN4610による位置データCar2xシナリオエディターで設定したシナリオに基づいて、Car2xスタックを使用可能。

  • プロトコル

    • 中国規格の更新: C-V2Xレイヤー、メッセージファミリーGB/T 31024.3、およびBSMなどの関連アプリケーションメッセージ
    • EUセキュリティー – バージョン1.3.1のSSP用の新しいトークン

  • マップWindow

    • GPSデバイスの表示 (特に、受信側デバイスの場所を表示)
    • 複数のマップタイルプロバイダー管理を改善

  • Car2xシナリオエディター

    • 経路のインポートとエクスポート (gpx/kml/NMEA)
    • 各ステーションの複数の DENM イベントのサポート

  • ハードウェア

    • ベクター以外の802.11p通信デバイスを接続するためのインターフェイスと、ベクターのホームページで提供されている通信ソフトウェア (デーモン) は、バージョン12.0から積極的にサポートされなくなりました。CANoeバージョン13.0以降、このインターフェイスはサポートされなくなります。
    • ベクターは、802.11pネットワークインターフェイスVN4610を提供します。

オプション .Ethernet

  • SP2以降、communication conceptは、残りのバスシミュレーション (RBS) 用として推奨されるデフォルトです:

    • AUTOSARおよびFIBEXデータベースをサポートしています。
    • Communication Setupで作成された通信マトリクスを変更および拡張しました。
    • シミュレーション機能を改善しました (SOME/IP-TP、複数のTCP/IPスタック、TLVシリアル化、AVB/TSNなど)。
    • トレースWindowでのEthernetイベントの表示が改善されました

  • Ethernetインターフェイス 

    • ネーミング: ポートベースのネットワークアクセスはネットワークベースのアクセスと呼びます。
    • CANoeの63ポートという制限がなくなりました。ただし、ポート数がインターフェイスハードウェアでサポートされるポート数を超過した場合などに、ポート数を減らす可能性があります。
    • バス統計: ネットワークベースのアクセスの場合のSQI値の説明をヘルプに記載しました。

  • CAPL

    • シミュレーションされるノードのMACアドレスを、関数IpSetAdapterMacIdで変更できるようになりました。 
    • コールバック関数on ethernetErrorPacketで新しいセレクター(error codes)をサポートしました。 
    • TCP/UDPおよびIPパケットに対するCAPLからのget/set source/destination endpoint関数が追加されました。 
    • コールバック関数on ethernetStatusおよびon ethernetErrorPacket用のポート修飾をサポートします。 
    • testWaitForEthernetPacketおよびtestJoinEthernetPacket用に、新しくCAPL関数を多重定義し、IP_EndpointおよびIP_Addressをサポート。 

  • .NET

    • .NET用のIP APIを追加しました。
    • Ethernetペイロードへのアクセスを拡張しました。
    • プロトコルフィールドが存在するかどうかをIsAvailableプロパティでチェックできます。
    • ネットワークベースのアクセスのサポートを改善しました。
    • Vector.CANoe.Runtime.EthernetPortクラスに2つのメソッドそ追加しました: GetLinkStatus()とSetLinkStatus()
    • 停止しているTCPリスナーが再開時に元のエンドポイントを使用します。

  • ログ

    • ロギングでは、PCAPおよびPCAPNG形式のファイルを共有可能な状態で開き (ASCの場合)、他のアプリケーションが同時に読み取りアクセスできます。
    • PCAPNG形式でのロギングでは、パケットサイズが65535バイトに制限されます。

  • 長さが2 Mバイトを超えるSOME/IP-PDUがサポートされます。
  • 長さが60バイト未満のEthernetパケットを送信できます。
  • TCP/IPスタックのデフォルトTTLはデータベースに従って初期化されます。
  • Ethernet FIBEXおよびAUTOSARデータベース用の外部エディターを定義できるようになりました。
  • コンフィギュレーションに最初のEthernetネットワークを追加すると、SOME/IPのUDPポートが30490に設定されます。

Option .ISO11783

  • Iso11783インタラクションレイヤーはTIMプロトコルのサポートを改善しました (最終バージョンのドキュメント『AEF 023 RIG 1 ISOBUS - ISOBUS Automation Principles』にほぼ準拠しています)。
  • ファイルサーバーインタラクションレイヤーは以下のドキュメントに従いサポートが改善されています:
    ISO11783-13 (国際規格の第3版)。
  • ISO11783、バーチャルターミナル、タスクコントローラー、およびファイルサーバーの各インタラクションレイヤーのCAPLインターフェイスを拡張しました: 新しい関数はノード名ではなくアドレスで通信相手を見分けるため、テストの実装が大幅に簡素化されます。

オプション .J1939

  • 更新されたJ1939.dbcでは、最新 (2020年1月) のJ1939 Digital Annexに記載されたほぼすべてのメッセージを簡単にシミュレーションおよび解析できます。
  • .NETのJ1939フレームのサポートを改善しました。
  • J1939 ILには新しく使いやすいAPIがあり、22のDMメッセージ (DM1/DM2/DM6/DM12/DM23/ DM27/DM28/DM35/DM41/ ... /DM54) をシミュレーションします。
  • J1939 ILでは、AUTOSARデータベース使用時のアドレスクレームメッセージのサポートを改善しました。

オプション .Sensor

  • I2CBasic.cfgサンプルコンフィギュレーションが新たに追加されました。 
  • センサーシミュレーション用の新しいCAPL関数ClearQueue/sensorClearQueueは、シミュレーションされたセンサーの送信キューをクリアします。サポートしているすべてのセンサープロトコルで使用できます。

オプション .SmartCharging

  • GBT27930インタラクションレイヤーは、GB/T 34658にほぼ準拠してChargerとBMSのシミュレーションを行います。GB/T 27930シミュレーションを参照してください。