CANoe 11. 0
マルチバスに対応したECUネットワークと単体ECUの開発、テストツール

CANoeの概要

CANoeは、単体ECUおよび車両ネットワーク全体の開発、テスト、解析のための包括的なソフトウェアツールです。車両のプランニングからシステムレベルのテストまで、開発プロセス全体を通して、自動車メーカーおよびサプライヤーのネットワーク設計者、開発エンジニア、テストエンジニアを支援します。

多彩なバリアントや機能を通じて、最適なプロジェクトサポートが得られることから、世界中の自動車メーカーやサプライヤーが、それらの多様な機能やコンフィギュレーションのオプションを使用しています。

特長

  • 開発やテスト段階のあらゆるタスクに1つのツールで対応
  • テストを自動化
  • ECU診断機能のシミュレーションとテストが可能
  • 開発プロセスの早い段階でエラー状態を発見して修正
  • グラフィック/テキストベースにて結果を評価

適用分野

CANoeによるバス通信解析

CANoeでは、車両内と同様に、机上の開発環境でECUおよびシステム全体のマルチバス通信を解析できます。以下のWindowによるスマートな解析を実現します。

  • トレースWindow (1) には、メッセージやエラーフレームなどのすべてのバスアクティビティーを一覧表示します。各メッセージ内の個々のシグナル値を表示する機能もあります。
  • グラフィックWindow  (2) には、メッセージや診断レスポンスとして送信されるrpm(回転数)や温度などの値を、時間軸上にグラフィックベースでオンライン表示します。
  • 統計Window (3) には、ノードおよびフレームレベルでのバス負荷、バーストカウンター/時間、フレームおよびエラーのカウンター/レート、コントローラーの状態といった、ネットワークおよびノードの統計情報を表示します。
  • データWindow (4) には、選択したデータを数値や棒グラフなどで表示します。
  • ステートトラッカー (5) には、システムステートやビットシグナルを表示します。

そのほかに、以下の解析Windowおよびブロックがあります。

  • 測定設定Window では、機能ブロックおよび解析機能をパラメーター化し、グラフィカル表示します。
  • スコープWindow には、SCOPEオプションを使用して記録したバスレベルの測定結果をオフライン表示します。
  • インタラクティブジェネレーターブロック では、バスへ刺激入力を行ったり、変更が必要なシグナルを簡単に送信することができます。
  • シグナルジェネレーター では、送信シグナルの波形(サイン波、傾斜、パルス、値リストなど)を生成できます。
  • ログ/リプレイブロック では、測定結果を記録して、後で解析したり再生したりできます。
  • トリガーブロックとフィルターブロックは、バス固有のイベントに対応し、表示または記録するデータ量を削減します。
  • 出力Windowには、システムメッセージおよびCAPLプログラムによるユーザー固有の出力情報が表示されます。
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CANoeでの診断

CANoe diagnostics tester

CANoeに付属している診断機能セットは、KWP2000やUDS規格に基づく診断通信の解析をサポートします。CANoeは診断テスターとしても、ECU診断機能のシミュレーション用としても使用でき、ODXまたはCANdelaStudio記述ファイルを使用してパラメーター化します。また、CANoeにはOBD IIテスター一搭載されています。

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CANoeを利用したネットワーク全体のシミュレーションと残りのバスのシミュレーション

シミュレーションは、通信データベースから手動または自動的に生成することも可能です。ネットワーク全体または個々のECUの通信動作を残りのバスとしてシミュレーションすることが、後に続く解析フェーズとテストフェーズの基礎となります。

CANoeでのシミュレーションは、固有のOEMパッケージを使用して、各自動車メーカーの要求に合わせて調整できます。機能開発の場合は、シミュレーションにMATLABモデルを含めることもできます。

CANoeのシミュレーション用ハードウェア「CANoe RT Rack」

CANoeでは、オプションのハードウェアであるCANoe RTラックを併用することにより、リアルタイム性に関連するシミュレーションとテスト機能を専用のプラットフォーム上で、グラフィカルユーザーインター フェイスとは切り離して実行することができます。CANoe RTラックは、CANoe RT動作に合わせて最適化されたリアルタイムオペレーティングシステム搭載の産業用PCです。これによって、システム全体のパフォーマンスを必要に応じて 手軽に向上できるほか、遅延時間の短縮とより正確なタイマーの実装が可能になります。

CANoe RTラック
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CANoeによるスティミュレーション

CANoeフレームパネル

CANoeのスティミュレーション機能を利用すると、ネットワーク上のECUの反応を確認するために、特定の意味(異常状態)を持ったメッセージやシグナルを容易に送信することができます。ECUからの応答によって、機能の整合性を評価することができます。CANoeは、ネット ワーク上のECUに対して様々な方法でスティミュレーションを与えることができます。その方法は、パネル等のユーザーインターフェイスから高度なプログラ ミングまで多岐にわたります。

 

  • シグナルおよび変数の値を設定するためのCAPLまたは.NETプログラム
  • コマンドシーケンスを簡単に作成するためのビジュアルシーケンサー
  • 送信シグナル(正弦曲線、傾斜、パルス、値リストなど)を生成するためのシグナルジェネレーターおよびシグナルリプレイ
  • シグナルを変更しながらバスにスティミュレーションとして送信するための、(CAN/LIN/MOST) インタラクティブジェネレーターまたは (FlexRay) フレームパネル
  • ユーザーにカスタマイズ可能なグラフィックユーザーインターフェイスを提供するためのパネル

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CANoeでのECUテスト

CANoeでのECUテスト

CANoeは最新のテスト環境です。CANoeは、システム全体のテストにも効率的なECUテストにも最適なツールあり、以下の使用例においてCANoeは優れたパフォーマンスを提供します。

  • ECUテスト
  • モジュールテスト
  • 統合テスト
  • コンフォーマンステスト
  • 回帰テスト
  • プロタイプECUのテスト

お客様の便宜を図るため、CANoeにはテスト機能セット (TFS) が組み込まれており、アプリケーション固有のテストと標準化されたコンフォーマンステストのどちらも実行できます。

リアルタイム要求が高い場合は、CANoeをHIL (Hardware-in-the-Loop) システムとして使用することもできます。

CANoe RT (Real Time) 環境では、リアルタイム関連のシミュレーションとテスト機能を (GUIと切り離された) 1台の専用コンピューターで実行します。この方法では、必要に応じてシステム全体のパフォーマンスを容易に向上させることができます。さらにその結果、遅 延時間が短縮され、タイマー精度が向上します。


応用分野

CANoeはオープンインターフェイスを採用しており、多くのテスト環境に容易に適合させることができます。

  • シミュレーション、測定、エラーインジェクション用ハードウェアの統合:
  • VT System、デジタルおよびアナログI/O、自動測定デバイス、各種プログラマブル電源
  • シミュレーションモデルとテストモデルのインターフェイス:MATLAB/Simulinkモデル
  • 他社製のテストシステムの制御:プログラムやスクリプトによる呼び出し
  • 上位レベルのテストコントローラーへの統合:CANoe COMサーバーを使用して、Pythonや.NETから制御
  • 外部のソフトウェアツールへのリンク:トレーサビリティ要求の場合にはDOORSなどへリンク

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バージョン11.0の特長

New Communication Concept

Communicaiton Conceptを以下に適応開始 :

  • サービス指向通信アーキテクチャー(SOA)

  • AUTOSAR Adaptiveシステム

セキュリティー

以下の仕様に基づいてテスト対象システム(System under Test)とのセキュアな通信を実現:

  • Transport Layer Security (TLS)
  • Secure Onboard Communication (SecOC)

Simulinkとの連携

  • マルチタスクモデルのサポート

  • RT-OSスケジューラーのエミュレーション

VTシステム

  • 実モジュールが無い状態でVTシステムをセットアップおよび構成

VH6501 CAN/CAN FD妨害インターフェイス

  • CAN/CAN FDネットワークを妨害するトリガーとシーケンスをグラフィカルなパネルで実現するサンプルコンフィギュレーションを同梱

新しいライセンスコンセプトとインストーラーを採用

  • プログラムのグレードを利用可能なライセンスで判断
  • アクティベーションとライセンシングを1つのプロセスで実施
  • MSIに準拠したインストーラーによる簡単なインストール

バージョン11.0の新機能

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一般
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BAP

  • データベース設定を失わずにBAPチャンネルを個別に無効化できるようになりました。

ログ

  • BLFおよびMDF4ログファイルに割り当てられる測定IDとトリガーIDが明確になりました。
    これらのIDを使用すると、測定ファイルをオフラインモードで割り当てることができます。

マルチCANoe

  • マルチCANoeを使用すると、CANoeの複数インスタンスを組み合わせて測定を行うことができます。

シンボルエクスプローラー

  • 新たに追加されたナビゲーションパスには、選択されたエレメントへのパスが表示され、ツリー内を移動することができます。
  • 検索機能が改善されました。
  • 検索結果の任意の場所で検索を一時停止して、ヒットした内容のサブエレメントを選択できるようになりました。
  • * および ? をワイルドカードとして使用できるようになりました。

シンボルマッピング

  • マッピング関係を [マッピング] ダイアログ内のグループとして扱えるようになりました。
  • 動的なマッピングに対応し、実行時にマッピング関係を変更できるようになりました。

システム変数 (ユーザー定義)

  • ネームスペース、システム変数、構造体定義、および構造体メンバーのプロパティをテーブル内で直接編集できるようになりました。
  • 同じタイプの複数のエレメント (構造体定義など) を同時に編集できるようになりました。

オフラインモードWindow

  • ビデオWindowに、オフライン解析に使用するビデオファイルと画像ファイルを追加できるようになりました。
  • 分割されたビデオファイルの自動グループ化が可能になりました。

ビデオWindow

  • 録画中にビデオファイルを分割できるようになりました。フィールドコードを使用できるようになりました。
  • ビデオファイルとログファイルを同時に記録および分割できるようになりました。
  • オフライン解析に使用するオフラインソースをオフラインモードWindowで選択できるようになりました。

VN8900

  • N8910A、VT6010、およびVT6050Aデバイスを分散モードで使用できなくなりました (CANoe RT)。
    通常のネットワークインターフェイスモードとして、これらのデバイスを使用できます。

 

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CAPL
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一般

  • 新しい/拡張された一般的なCAPL関数
  • グラフィックWindowでのスクリーンショットの自動化
  • 新しい/拡張されたA429 CAPL関数
  • 新しいイベントプロシージャ
  • 新しい/拡張されたCANopen CAPL関数
  • 新しい/拡張されたCar2x CAPL関数
  • Car2xシナリオエディター/マネージャー用の新しいCAPL関数
  • 新しい/拡張された診断CAPL関数
  • 新しい/拡張されたEthernet CAPL関数
  • 新しい/拡張されたISO11783 CAPL関数
  • 新しい/拡張されたLIN CAPL関数
  • 新しい/拡張されたセキュリティCAPL関数
  • 新しい暗号CAPL関数
  • 新しい/拡張されたTCP/IP CAPL関数
  • ホストルート/ゲートウェイルート/インターフェイスルートをTCP/IPスタックに追加します。
  • ホストルート/ゲートウェイルート/インターフェイスルートをTCP/IPスタックから削除します。
  • 新しい/拡張されたテストCAPL関数
  • 新しい/拡張されたVTシステムCAPL関数

CAPLブラウザー

  • リボンとタブが使いやすくなりました。

 

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 グラフィックWINDOW
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  • スクリーンショットを自動化するためのCAPL API (スケール、表示期間、表示の制御)


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パネルデザイナー
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  • スイッチ/インジケーター: 状態変更用として、具体的な値だけでなく、値範囲 (デジタル燃料計など) を設定することもできます。
  • パネルの概要: これは新たに導入されたWindowであり、現在選択されているパネルに統合されているコントロールが一覧表示されます。表形式の概要では、以下の操作を実行できます。

    • どのシンボルがどのコントロールに割り当てられているかをすばやく特定する

    • シンボルをコントロールに割り当てる

    • 非表示になっているコントロールやパネルの外に配置されているコントロールを確認する

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テスト
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一般

  • テスターによる確認操作に関する詳細なダイアログをCAPL関数で使用できるようになりました。
  • 使用している診断記述ファイルに関する情報が自動的にレポートされるようになりました。

CANoe Test Report Viewer

  • [TImeline] という分析Windowが新たに導入されました。テストケースなどに基づく構造に関係なく、単に時間軸でテストを分析することを目的としています。
  • タイムスタンプに基づいてCANoeグローバル測定結果を制御できます。
  • テストコンフィギュレーション内でテストケースと詳細な構造エレメントに基づいてCANoeに移動できます。
  • vTESTstudioの各エレメントに移動できます (下記を参照)。
  • タイムスタンプに基づいてvSignalyzerに移動できます。
  • クエリ内の論理演算子をカスケード表示できます。
  • 画像をエクスポートできます。

 

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VTシステム
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オフラインVTシステム

VTシステムで、以下の機能を提供するオフラインモードを使用できるようになりました:

  • 単一のモジュールまたはすべてのモジュールが設定されているが、実際のハードウェアとしては利用できない場合でも、VTシステムモジュールを使用した測定を開始できるようになりました。
  • VTシステムモジュールをVTシステムの [コンフィギィレーション] ダイアログで個別に、または一括してオフライン/オンラインモードに切り替えることができるようになりました。
  • 対応する読み取り専用のシステム変数を使用して、各モジュールのオフライン/オンライン状態をチャンネルごとに読み取ることができるようになりました。
  • 各モジュールのオフライン/オンライン状態がVTシステムの [コントロール] ダイアログに表示されるようになりました。
  • VTシステムのアクティブ化/非アクティブ化がVTシステムモジュールの設定に従って自動的に実行されるようになりました。これに伴い、これまで行われていた [オプション] メニューでのVTシステムの手動アクティブ化を利用できなくなりました。
  • すべての測定システム変数を新たなネームスペース [Offlline] に書き込めるため、オフラインモードでも期待通りのテスト結果が得られるようになりました。
  • VTシステムモジュールが物理的に存在しない場合やオフラインに設定されている場合でも、VTシステムモジュールを使用したCAPLおよび .NETコマンドから期待通りの結果が返されるようになりました。
  • VTシステム用のネットワークアダプターをVTシステムの [コンフィギュレーション] ダイアログで直接選択できるようになりました。この結果として、1つのアクセスポイントからVTシステムに関連するすべての設定を行なうことができます。
  • VTシステムを使用する設定で、すべてのVTシステムモジュールのオフライン/オンラインモードが追加ファイル (*.vtcfg.local) に格納されるようになりました。これにより、各作業環境による差異を吸収することができます。

VT7820 - 回転センサーシミュレーションボード

  • 拡張モジュールVT7900 FPGAに、回転センサーのシミュレーションに使用できるアプリケーションボードが新たに導入されました。
  • "s" タイプ、"i" タイプ、および "v" タイプの車輪速度センサーのシミュレーションを4つのセンサーシミュレーションチャンネルで実行できます。
  • カムシャフトセンサーまたはクランクシャフトセンサーのシミュレーションを実行できます。
  • センサーシグナルは、ユーザーが設定可能な電圧レベルまたは電流レベルで変調されます。

VT6104A - ネットワークインターフェイスモジュール

  • 新たなネットワークインターフェイスモジュールVT6104Aの導入に伴い、VT6104が廃止されました。
  • VT6104と同様に、VT6104Aも、ピギーバック (別のアーティクル) で自由に設定可能な最大4つのCAN/LIN/J1708チャンネルに対応しています。
  • また、4つのチャンネルのいずれでもCAN FDを操作できます。
  • 信号線/外部電位間との短絡や断線など、電気的なフォールトインジェクションをすべてのチャンネルで実行できます。
  • 120オームのバス終端抵抗を内蔵しており、各バスチャンネルに対して有効化/無効化することができます。

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一般

  • セキュリティマネージャーで設定されたセキュリティソースを使用した診断認証が可能になりました。
  • タイプの異なるCANフレームを送受信できるようになりました。たとえば、11ビットIDのフレームの送信と29ビットIDのフレームの受信 (またはこの逆の送受信) ができます。
  • 新規/拡張CAPL関数で、CAPLコールバックインターフェイス (CCI) を使用して並列テストを実行できるようになりました。

診断パラメーター

  • 診断パラメーターWindowで、診断レスポンスパラメーターを挿入し、関連するリクエストを設定できるようになりました。この後、マウスのクリックを使用して対話形式でリクエストを送信するか、測定開始の直後に周期的にリクエストを送信することができます。これにより、レスポンスに含まれるパラメーター値が診断パラメーターWindowと他の解析Window (ステートトラッカー、データWindow、およびグラフィックWindow) の両方に表示されます。
  • 診断パラメーターをトリガー条件として使用できるようになりました。
  • 解析Window (ステートトラッカー、データWindow、およびグラフィックWindow) へのDTC関連パラメーター (DTCステータスバイトなど) の表示が該当するDTCにのみ依存するようになり、診断レスポンス内のDTCの位置に依存しなくなりました。

診断に関してシンボルエクスプローラーが改善されました。

  • 複雑なデータ構造の表現が改善され、何重にも入れ子になったパラメーターの選択が簡単になりました。

CAN 2.0とCAN FDの混合動作

  • テスター側で診断チャンネルを使用できるようになりました ([診断/ISO TP設定] ダイアログの新規設定)。

DoIP

  • VLANタグと組み合わせて使用した場合のIPv6のシミュレーション動作が改善されました。
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A429インタラクティブジェネレーター: 新しいシグナルジェネレーター変数

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  • オプション .AMDとオプション .XCPが組み合わされて .AMD/XCPという新しい1つのオプションになりました。
  • オプション .Ethernetと組み合わせて使用すると、[XCP on Ethernet] 接続用のTCP/IPスタックを選択できます。これにより、同じIPアドレスで複数のECUへのXCP接続が可能になります。
  • CCP DAQリストの自動検出が改善されました。
  • COMを介してトランスポート層UDPを選択できるようになりました。

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  • CANインタラクティブジェネレーター: 新しいシグナルジェネレーター変数
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  • CANopenセーフティが同一オブジェクトのマッピングに対応できるようになりました。反転値が自動的に算出されるようになりました。

  • 関数CANopenUploadでSDO中断が正しく処理されるようになりました。

  • XDCフォーマットの処理が改善されました。

  • TPDO COB-IDのRTRビットが評価されなくなりました。

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アプリケーションテストの作成に関するサポート

  • Car2xシナリオエディター

    • Car2xシナリオを作成するためのエディターツールです。このシナリオエディターでは、トラフィックシナリオを作成できます。マップ上にルートを作成し、そのルート上でITSステーション (車両およびRSU) を移動させることができます。ステーションごとに属性を自由に定義できます。これらの属性を使用すると、シグナル値を介してルート上の任意の位置にイベントと状態を設定することができます。

  • Car2xシナリオマネージャー

    • Car2xシナリオマネージャーを使用すると、Car2xシナリオファイルをCANoeに読み込んでからCar2xインタラクションレイヤーに提供することができます。Car2xインタラクションレイヤーでは、データベースに格納された通信パラメーターが通信の生成に使用され、データベース内に定義されたアプリケーションメッセージの内容としてシナリオのデータが使用されます。これにより、シナリオエディターに記述された通りにCar2x通信が作成されます。また、CAPLからシナリオデータにアクセスすることもできます。これは、たとえば、EthernetまたはCANを介してテスト対象のECUを必要な位置に配置し、その位置が仮想的にテストシナリオ内の正確な位置になるようにするのに役立ちます。

  • Car2xアプリケーションの高度な分析

    • イベントがマップWindowで自動的に視覚化されます。CAPLコードを作成しなくても、BSMおよびDENMメッセージの内容がマップWindowで自動的に視覚化されます。個別のアイコン、経路位置 (PathPoints)、および関連領域を使用してイベントコードが視覚化されます。また、これらのイベントはマップWindowの詳細ビューに一覧表示され、どのイベントがすでに受信されているかが分かりやすく示されます。このリストを使用して、マップ上のイベントをすばやく特定することもできます。対応するフレームのデータを表示するには、単にそのイベントをダブルクリックします。これで、トレースWindow上の対応するフレームに移動し、そのフレームが選択されます。

  • Windowの同期

    • Windowの同期がアクティブの場合は、トレースWindow上でイベントのコンテンツを含むフレームをクリックすることができます。これにより、マップWindow上の対応する位置に移動します。逆に、マップWindow上のイベントを選択すると、トレースWindow上で対応するフレームが選択されます。

  • トレースWindow

    • トレースWindowに新たに追加された [Event Info] カラムでは、どのイベントがフレーム内で転送されたかが一目で分かります。

  • CAPL

    • シナリオマネージャーを制御できる関数が複数用意されています。たとえば、CAPLからシナリオを開始することができます。また、CAPLを使用してシナリオの属性にアクセスすることもできます。

  • Car2xインタラクションレイヤー

    • シナリオファイルに基づいて通信を自動的に生成します。

  • セキュリティ

    • ETSI TS 103097 v1.3.1に対応しました。

  • GeoNetworkingプロトコル

    • GeoNetworking ETSI EN 302 636-4-1 V1.3.1に対応しました。

  • WLANチャンネル

    • これまでの8本ではなく、32本のチャンネルに対応できるようになりました。

  • サンプルコンフィギュレーション

    • USデモがILに対応しました。
    • シナリオエディターを使用したデモが追加されました。

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一般

  • SOME/IP通信を表示できるEthernetネットワークモニターが新たに導入されました。
  • CAT-PGT PDUの設定処理が改善されました。
  • 2つのネットワークにまたがる場合、 シンボルマッピング ダイアログでサービスシグナルのマッピングができない問題が解決しました。
  • 測定終了後にグラフィックWindowでシグナルアクセスを実行できないCAP-PGT実装の問題が解決しました。
  • .NETソケットAPIを使用している場合にUDPの同期受信ができるようになりました。
  • .NETソケットAPIを使用している場合のネットワークストリーム (TCP) の処理が改善されました。
  • DHCPv6要求フレームでのタイミングの計算間違いの問題が解決しました。
  • SNMPフレームのPDUタイプが入れ替わる (setRequestおよびgetResponse) 問題が解決しました。
  • ハードウェアチャンネル情報がオフラインモードで表示されない問題が解決しました。
  • DHCPフレームに関してトレースWindowに誤った送信ノードが表示される問題が解決しました。
  • FIBEXデータベースで定義されたシグナルの上限値を使用できない問題が解決しました。
  • IPv6ハードウェアの一部のフィルター規則によって他のフィルター規則が変更される問題が解決しました。

AVB/TSN

  • PTPパケットのタイミングが改善されました。
  • PTPフォローアップおよびPTP同期パケットの処理が改善されました。
  • 関数PtpSetProperty "RequestLogPdelayReqInterval" の問題が解決しました。
  • Windows Nエディションを使用している場合の安定性が改善されました。
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トラクター実装管理 (TIM)

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  • ISO11783インタラクションレイヤーを使用すると、TIMサーバーとTIMクライアントの両方をシミュレーションできます。
  • 広範な一連のCAPL関数で、目的に合わせてTIMシミュレーションを設定できます。
  • 制御とフォールトインジェクションに使用できる関数が多数用意されています。
  • トレースWindowには、TIM関連のメッセージ専用のフィルターを用意しています。

バーチャルターミナルWindow

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J1939-82コンプライアンステスト

  • 2015仕様 (テーブル3、4、5、6、および7)を実装:

    • 簡単で分かりやすい設定
    • 有効かつ解釈が簡単なレポート

J1939 AUTOSAR (バージョン4.2.2)

  • DBCファイルだけでなく、J1939 ARXMLシステム記述ファイルも使用できます。
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LINインタラクティブスケジューラを新たに導入しました。

  • LINマスターシミュレーションを対話形式で簡単に設定できます。
  • LDFファイル内に定義されたスケジュールテーブルを管理できます。
  • スリープモードフレームとウェイクアップシグナルを送信するだけでNMを制御できます。
  • スケジューラの開始と停止を簡単に実行できます。
  • LINインタラクティブマスターに代わって使用できます。
  • 独立したLINマスターとして動作するため、データベースからマスターノードを設定する必要がありません。

LINマスターモードを制御可能

  • 新規のCAPL APIを使用して、マスターモードとマスターノードを動的に制御できます。
  • 測定中にチャンネルごとにマスターモードのオン/オフを動的に切り替えることができます。
  • アクティブなマスターノードの切り替えができます。
  • ヘッダーを転送できるノード (シミュレーションノードやリプレイブロックなど) を明示的に選択できます。

新規の送信モード: 割り込み不可のヘッダー

  • 新規のCAPL APIを使用して、ネットワークがまだビジー状態にある場合でも送信されるようにヘッダーを設定できます。
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LINのビットマスク解析を実行できます。
新しいサンプルコンフィギュレーション: LINScope

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高性能でタイムクリティカルなセンサーアプリケーションに対応するために、VT2710モジュールでユーザーFPGAを使用できます (CANoe 10.0 SP4以降)。

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特殊機能

CANoeを利用したAUTOSAR ECUのモニターおよびデバッグ

CANoe.AMD/XCP は、ECUの内部パラメーターへアクセスします。これにより、広範なテストオプションが可能になり、デバッグ時間を大幅に短縮します。

複雑なECUや分散機能をテストする場合、純粋なブラックボックステストは適切ではありません。オプションAMDでは、ECUの内部情報へアクセスすることにより、ユーザーのアプリケーションやECUスタックに対して新しい包括的なテストオプションが可能になります。特にAUTOSAR ECUでは、ベーシックソフトウェア(BSW)、ランタイム環境(RTE)、ソフトウェアコンポーネント(SWC)で構成される構造化されたレイアウトによって定義された測定および刺激関連のテストパラメーターインターフェイスを使用できます。

主な特徴

  • XCP/CCP経由でECUの内部パラメーターへ容易にアクセス可能
  • MICROSARスタックを広範に測定 (一般的な測定を含め、すべてのモニター機能をサポート)
  • リンカーマップファイル内の新しいアドレスを使用してA2Lファイルを更新可能 (付属のASAP2 Updaterを使用)
     

応用分野

  • ネットワークおよび分散システムのデバッグ
  • BSWおよびSWCのデバッグ
  • 複数のECUへ同時にアクセスすることにより、ECU間での分散機能を解析
  • ECUメモリーへアクセスすることにより、機能テストを自動化
  • BSWおよびRTEの統合を確認

関連情報

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E-モビリティーに対応するCANoeの機能

CANoe による単体動作
組み合わせるツール
CANoe .Ethernet で車両やチャージングステーションをシミュレーション (1)
VT System でPWMシグナル等をシミュレーション (2) 
SO/IEC 15118に準拠したCANoe Smart Charge Packageを利用して、車両やチャージングステーションをシミュレーション (CANoe .Ethernet が必要) (1)
GLロガーファミリーのデータロガーでバス通信を記録 (3)

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Extended Real Time for CANoe

Extended Real Time

「Vector Tool Platform」はベクター製品が標準でサポートするシステム拡張機能で、CANoe以外のその他の製品にも対応しています。「Extended Real Time (ERT)」はVector Tool Platformに含まれるコンポーネントで、CANoe 9.0からサポートされています。

一例として、Extended Real TimeによりCANoeを VT System と接続した際の遅延時間と決定性が向上します(図を参照)。これには以下のような利点があります。

  • ツールコンポーネントの一部をリアルタイム条件下で実行できる
  • VT1004、VT7001、VT2816の各VTシステムの接続により、より高いサンプリングレートで利用できる(200µsと500µsの2つの転送レートが新たに利用可能)

Vector Tool Plattformに関する情報

Vector Tool Platformは、CPUボード搭載型ベクターネットワークインターフェイス(VT6051A、VN8912A)が提供する標準のシステム拡張機能です。現時点では、Vector Tool Platformは以下の2つのコンポーネントから構成されています。

  • Extended Real Time
    CANoeおよびCANapeでの遅延時間と決定性を向上します。CPUボード搭載型ネットワークインターフェイスである VN8914およびVT6051Aは、実行プラットフォームを論理的に2つの領域に分割してこの機能を実現します。一方の領域ではインターフェイスが従来と変わらずに機能しますが、他方の 領域には「Extended Real Time」が提供され、ツールコンポーネントの一部がリアルタイム条件下で実行されます。
     
  • Smart Device Access
    このコンポーネントにより、ユーザーは診断ハードウェアの VN8810 上にある診断スクリプトをスマートフォンやタブレットで選択および制御できます。
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モデリングツール

CANoe MATLABインターフェイス

CANoeにはモデリングツールへのインターフェイスが用意されており、これを使用して、 個々のECUの複雑なモデルをネットワークシミュレーションに統合できます。

  • MATLAB®
  • Simulink®
  • Stateflow®

このインターフェイスは、システム変数とバスシグナルの読み書き用のブロックセットを提供します。次の2つの動作モードがあります。

  1. オンライン/HILモード: 生成したDLLをCANoeリアルタイム環境で実行する場合
  2. オフライン/同期モード: シミュレーションシステムの場合

CANoeはインタラクションレイヤーと、MATLAB/Simulinkモデルで直接使用可能なシグナルAPIを提供します。通信面においては、すべてCANoe内で処理されます。

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OEMパッケージ

「OEMパッケージ」はCANoe用のシミュレーション機能拡張です。OEMパッケージは複数のコンポーネントで構成され、コンポーネントは通常、共通の規格に基づいており、自動車メーカー (OEM) 固有のアドオンで拡張されています。

含まれる内容

  • インタラクションレイヤー
  • トランスポートプロトコル
  • ネットワークマネージメント
  • シグナルの表示と変更を行うためのパネル
  • CANoe動作環境一式を生成するモデルジェネレーター

使用可能なOEMパッケージ

Network  Package
CAN AUTOSAR
BMW
Daimler
Chrysler
Claas
FHI/Subaru
Fiat
Ford Motor Company
Ford Motor Company (Ford, Jaguar, Volvo) EuCD
GM Corporation (GM, Opel, Saab)
Mitsubishi MMC
PSA (Peugeot, Citroën)
Porsche
Renault
Suzuki
Toyota
VAG (Volkswagen, Audi, Seat, Skoda, Bentley)
FlexRay AUTOSAR
Audi
BMW
Daimler
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Communication Concept - 現在の開発状況

従来のシグナルベース通信に加え、次第にサービス指向の通信パターンが多く使われるようになっています。例えば、AUTOSAR Adaptiveプラットフォームは常にサービス指向のアプローチを使用します。サービス指向通信はTCP/IPプロトコルスタックに基づく場合が多く、SOME/IPのような通信ミドルウェアを使用します。この場合、送信されたネットワークメッセージ(Ethernetフレームなど)と、実際のアプリケーション上の表示との差異が、CAN経由のシグナルベース通信の場合よりもはるかに大きくなります。また、サービスインターフェイスと関連するデータ構造は、特定のネットワーク送信またはネットワークトポロジーから分離するように定義されています。

CANoeを使用すると、サービスインターフェイスをモデルの入出力として直接利用できるようになります。サービスインターフェイスはメソッドおよびイベントをサポートしています。オブジェクト検出などで使用される複雑なデータ型もサポートされています。また、サービスインターフェイスを提供または使用するエンドポイントを、直接CANoeでシミュレーションすることができます

CANoeの通信モデル

CANoeはこの新しい設計パラダイムに対応しており、データベースがCANoe通信モデルにインポートされています。ユーザーは内蔵された通信オブジェクトエディターで通信オブジェクトを定義するほか、既存のオブジェクトを編集することができます。

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CANoeのオプション

CANoeは、CANネットワークのシミュレーション、解析、テストを快適に実行できるツールです。CANoeのマルチバスのコンセプトにより、 適切なオプションを適用すれば、CAN、LIN、Ethernet、FlexRay、MOSTなどを同時に操作することが可能になります。

特長

  • AUTOSARのサポート
  • 車両診断のサポート
  • CANoe Options .Scope and .XCP のサポート

機能

  • CAN / CAN FDシステムのシミュレーション、解析、テスト
  • CAN FD固有の機能をCANの拡張として容易に統合
  • ECUの機能テストおよび統合テスト
  • ネットワーク統合テスト
  • CAN、LIN、Ethernet、FlexRayの各ネットワークに対するゲートウェイ操作、同時スティミュレーションおよび解析

CAN / CAN FDの詳細ページへ

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オプションCar2x

WLANを使用する組込システムの開発、シミュレーション、テスト

車両間または車両とインフラ間の通信は無線LANの標準であるIEEE 802.11p (ITS-G5) 経由で行われます。CANoe.Car2xはECUの開発、統合テストの実施、フィールド運用テストの準備に関わる作業を支援します。 CANoe.Car2xは、IEEE 802.11pに準拠した無線LANチャンネル対応をCANoeに追加します。これにより、Car2x固有のネットワークおよびトランスポートプロトコル と、これらのプロトコルに乗せたアプリケーションメッセージの両方を直接解析できます。

Car2xの場合、CAM (Cooperative Awareness Message) とDENM (Decentralized Environmental Notification Message) になります。ここではセキュアパケットもサポートされます。

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オプションEthernet

CANとEthernetを使用する組込システムの開発、シミュレーション、テスト

組込システムにおいて、Ethernetベースのネットワークとその上位層のプロトコルの重要性が増え続けています。オフィス環境でのITネット ワークとは異なり、組込システムにおいては周期的なデータの送信が重要視されます。さらに、リアルタイムEthernetシステムは、ネットワーク解析 ツールの接続によって発生する外乱に対して、一般的に影響を受けやすいものです。CANoe.Ethernetは、CANoe従来の機能を Ethernetシステム開発のために拡張します。まず、Ethernetインターフェイスを独占的に割り当てることで、Windowsと他のアプリケー ションから独立させ、リアルタイムEthernetシステムへの影響を抑えます。
CANoe.Ethernetでは、CANメッセージを無線LANおよび/またはEthernet経由で透過的に送信できます(リモートCAN解析)。この機能を利用するには、別途CAN- (無線) LANゲートウェイが必要です。

機能

組込Ethernet: 

  • Ethernetパケット内のシグナルデータをデータWindowおよびグラフィックWindowに表示
  • CAPLプログラムのEthernetパケット受信イベントで、パケットとパケット内のシグナルの処理
  • パネル機能によるシグナル値の表示と変更
  • Ethernet Packet Builderによる任意のEthernetパケットの送信
  • Ethernet専用のインタラクティブジェネレーターブロックによるパケットの周期送信
  • CAPLと.NETプログラミングによるパケットの送受信
  • Ethernetノードおよびゲートウェイのシミュレーション
  • 異なるバスシステム間の通信解析とゲートウェイ機能の検証
  • リアルタイムシステムの開発および解析に有効な、Windowsまたは他のアプリケーションの通信を切り離し、ネットワークインターフェイスを占有する機能 (これにより、リアルタイムシステムの開発に不要なパケットを排除)

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オプションFlexRay

CANoe.FlexRayは、FlexRayバスのシミュレーション、解析、テストに最適なツールです。ネットワーク解析から複雑なシミュレーション、 テストシナリオまでのあらゆる用途に対応します。マルチバスアプローチにより、CAN、LIN、MOST、Ethenet、およびFlexRayバスシス テムを同時に動作させることができます。

適用分野

  • ゲートウェイを介して他のバス (CAN、LIN、FlexRay) へ接続可能な「データバックボーン」としてのFlexRay
  • 様々なECUをまたがった計算が必要な分散型制御 (パワートレインおよびシャーシーなど)
  • セーフティークリティカル (Safety-Critical) アプリケーション (X-by-Wire)


機能

  • バスデータトラフィックの表示 (トレース)
  • シグナル値のグラフィックおよびテキスト表示
  • PDUおよびフレームの対話形式による送信
  • 統計Windowとクラスターモニターによる、ノードおよびメッセージ統計表示
  • PDUおよびフレームのログ記録 (記録内容はリプレイまたはオフライン評価可能)
  • 解析Windowでのサイクル多重化、サイクル内繰り返し、PDUを分かりやすく表示

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オプションLIN

オプションLINはLIN ネットワークの開発、解析、テストに関する汎用的な機能を提供します。LDFファイル を利用してLIN ノード/ネットワークを容易にシミュレーションできます。
また、スレーブコンフォーマンステストモジュールはLIN 1.3、 2.0 、2.1 、2.2 、J2602 およびISO 17987の正式なスレーブコンフォーマンステストをサポートしています。

特長

  • CANoe オプションSCOPE によるLIN 波形解析のサポート
  • LIN バスに対するストレス状態および障害生成をインタラクティブに実現
  • LIN2.x およびJ2602 に対応したスレーブコンフォーマンステストをデモとして同梱


開発機能

  • LDFに準拠してLINノード/ネットワークを容易にシミュレーション可能
    (マルチチャンネルLINマスターとゲートウェイを含む)
  • LIN2.0、LIN2.1、LIN2.2スレーブの再構成を完全サポート
  • LIN2.0、LIN2.1、LIN2.2、J2602のネットワーク管理が可能
  • LINノードをモデリングするためのスクリプト関数 (診断を含む) をサポート
  • ユーザー設定可能な内蔵パネルを使用して、シグナル、フレーム、スケジューリングをインタラクティブに操作可能
  • 診断機能セットをサポート


解析機能

  • LDFベースのネットワーク解析
  • LIN2.0、LIN2.1およびLIN2.2設定コマンドの解釈
  • ODX/CANdelaファイルに基づく診断解釈
  • 詳細なエラーおよびイベントの検出
  • シグナルを数値またはグラフィックで表示
  • ユーザーにて設定可能な表示用パネル
  • LINネットワークマネージメントWindow
  • LIN統計モニターによるネットワークおよびノード統計
  • ログ、リプレイ、フィルター、トリガー各種ブロック


高度なテスト機能
LIN用テスト機能セット(TFS)を使用して、独自のLINテストを簡単に定義、制御、レポートできます。同梱のスレーブコンフォーマンステストモジュールを 使用して、コンフォーマンステストをお客様固有のテストコンフィギュレーションに直接統合できます。この特殊なテストモジュールは、LIN1.3/2.0 /2.1およびJ2602の正式なスレーブコンフォーマンステスト(OSIレイヤー2および3)をサポートしています。 ベクターのテストハードウェアVH1150を使用すれば、テストの自動実行(ハードウェアリセットやスリープモード検出など)が簡単にできます。


ストレス機能
特別なハードウェアを使用せずに、CANoe.LINを使用してLINネットワークにストレスを与えることができます。LINストレスIGまたはスクリプト機能を使用して、あらゆる種類のLINエラーを生成することができます。また、LIN障害ブロックの使用で、対話形式でのレセシブおよびドミナント障害の設定、実行が可能です。

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オプションMOST

CANoe.MOSTは、MOSTシステム用の広範囲な解析およびテスト機能を、使いやすいユーザーインターフェイスで提供します。システム全体をインタラクティブに解析できることに加え、解析およびテストを自動化することによってECUの開発やシステム統合の効率化を図ることができます。残りのバスシミュレーションの実行機能をはじめとして、単一コンポーネントのテストに必要なネットワークサービスが用意されています。


特長

  • シミュレーションから解析、テストの自動化に至るユースケースに1つのツールで対応し、詳細な内容を含んだテストレポートも生成
  • 多彩なストレス機能
  • Electrical Control Line (ECL) へのアクセス
  • ゲートウェイのユースケースに対応するためのグローバル同期クロック。アイソクロナスチャンネルのスパイ(PCへのデータストリーミング、ハードディスクへの記録、VLCなどのメディアプレイヤーによる視覚化)対応

応用分野

  • MOSTメッセージの広範な逆アセンブル機能を備えた解析ツール
  • デバイスおよびシステムテスト: 統合されているシステム管理モジュール(Network Master、Power Master、Connection Master)を使用することにより、単一デバイステストなどの際に、MOSTに準拠した方法でECUを起動させることができます。これによって、テストモジュールの作成時に実際のテストの開発のみに集中できます。テストレポートは自動生成されます。
  • ゲートウェイ機能 : CANoe.MOSTは、CAN、LIN、FlexRay、Ethernetの各バリアントと自由に組み合わせることができます。解析とテストは使用するゲートウェイECUに関連したすべてのバスシステムを対象に、同期された単一のグローバルクロックに基づいて実行できます。CANoeをゲートウェイのプロトタイプとして機能させることもできます。


CANoe .MOST機能
以下の表は、CANoe.MOSTがサポートする機能の概要を示しています。

MOST機能
 
コントロールチャンネル
ノード/スパイ
        CMS
あり
        AMS
あり
非同期チャンネル (MDP)
ノード/スパイ
        生パケット
あり
        MOST High Protocol (MHP)
あり
Ethernetチャンネル (MEP)
ノード/スパイ
Electrical Control Line (ECL)
ノード/スパイ
システム状態 (ライト、ロック、システムロックなど)
あり
オーディオ/同期チャンネル
 
        アロケーションテーブル
あり
        LineIn/LineOut
あり
        S/PDIF In/Out
あり
        PCへのストリーミング
あり
        アイソクロナスチャンネル
スパイ1
ストレス
 
        コントロールチャンネルのバス負荷
あり
        非同期チャンネルのバス負荷
あり
        Ethernetチャンネルのバス負荷
あり
        Unlock生成
あり
        ECL Stimulation Sequences
あり
ログ記録
 
        コントロールチャンネル、非同期チャンネル、
        Ethernet、システム状態
BLF, ASC, IMG, OP22, CCO2, CC32
        同期チャンネル
なし
ハードウェアインターフェイス
VN2640

1 インターフェイスにVN2640を使用した場合
2 すべてのチャンネル、詳細情報が含まれるわけではありません

Note:

  • MOST25は既存のVN2610でのみ対応
  • MOST50はOptoLyzer MOCCA compact 50eで対応
  • MOST150 coaxはVN2640 + MOST150 C-O Converter (K2L) またはOptoLyzer MOCCA compact 150c (K2L) で対応

 

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オプションCANopen

CANoe.CANopenを使用したCANopenネットワークの開発

CANopenネットワークを開発する場合、エンジニアは実際のアプリケーション開発に着手する前に、CANopenネットワークとしてのシステム設計と いう作業を片付けねばなりません。Object Dictionaryを設計するほか、PDOの関係を定義したり、CANopenネットワークをアプリケーションの要件に従って立ち上げるための手順や機 能を検討する必要があるのです。

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オプションISO11783

ISO 11783規格に準拠したネットワークは複雑な通信構造で構成されていますが、ユーザーはそれを簡単にかつ効率的に解析およびシミュレーションできます。 ネットワークで最も重要な2つのノードであるバーチャルターミナル (VT) とトラクターECUのサンプルノードもデモコンフィギュレーションに含まれています。
CANoe.ISO11783は、ISO 11783規格の実装レベル2から5以上のシステムをサポートします。ユーザーは、ISO 11783規格に定義されるパラメーターグループとシグナルを使って作業を進めることができます。CANoe.J1939で提供されている通信解析機能と 同じ機能が使え、同梱されるサンプルを基に特定の環境用に加工することもできるので、CANoe.ISO11783をすぐに利用できます。

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オプションJ1587

J1587をCANoe/CANalyzerにシームレスに統合することにより、ネットワークへのアクセスを非常に簡単にすばやく確実な方法で行うことが できます。トレースWindowにプロトコル固有情報を表示できる他、このオプションをJ1939やLINなどの他のオプションと組み合わせることによ り、システム全体を1つのツールで解析およびシミュレーションできます。そのため、時系列に相関関係のあるプロセスを複数のバスにまたがって取得して評価 できます。車両のすべてのネットワークについて包括的なツールとしてCANoe/CANalyzer.J1587を使用すると、コンフィギュレーションお よび測定データのやりとりが極めて容易なため、ツールに関するトレーニング時間が減少し、効率性と安全性が高まります。

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オプションJ1939

CANoeのハイパフォーマンスな機能に加え、J1939オプションは、ユーザーにJ1939プロジェクトの開発初期から生産まで使用できる機能を提供し ます。設計段階で作成されたデバイスモデルは、その後の工程でも利用されます。デバイスモデルは、例として実装の確認、最終的なチェック段階における機能 テストに利用できます。
J1939プロトコルに精通していなくても、シミュレーション環境の構築やデータ解析を行うことができます。オプションを利用することで、開発プロセスにおける品質とデータ解析の正確性を得ることができます。

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オプションAMD/XCP

ECU上のメモリーアドレスへの読取りおよび書込みアクセス
Workflow with CANoe .AMD/XCP to read or write memory addresses in the ECU

オプションAMD/XCPによって、CANoeにECUメモリーへのアクセス機能が追加されます。ECU上の指定メモリーへの読取り/書込みアクセスはASAMによって規格化されているXCPプロトコル(XCP on CAN、XCP onEthernet)またはCCPプロトコルを使用して実行されます。設定はA2L形式のファイルで簡単に行うことができます。

特に複雑なECUや分散機能をテストする場合、純粋なブラックボックステストは適切ではありません。オプションAMD/XCPでは、ECUの内部情報へアクセスすることにより、ユーザーのアプリケーションやECUスタックに対する包括的なテストオプションが可能になります。特にAUTOSAR ECUでは、ベーシックソフトウェア(BSW)、ランタイム環境(RTE)、ソフトウェアコンポーネント(SWC)で構成される構造化されたレイアウトによって、測定および刺激関連のテストパラメーターインターフェイスが使用できます。

リリースバージョン10.0からは、ベクターのMICROSAR AUTOSARスタックでBSWモジュール(ベーシックソフトウェアコンポーネント)およびSWC(ソフトウェアコンポーネント)用のA2Lファイルの生成が可能になり、シンボリック情報が提供されるようになりました。

ECUの内部の状態とデータフローを読み込み、バスデータと併せて解析できます。オプションAMD/XCPは、XCPやCCPなどのプロトコルを使用してECUからデータを読み込みます。


特長:

  • サポートするプロトコル:

    • XCP on CAN/CAN FD、FlexRay、Ethernet、LIN(ベクターによる実装)
    • CAN Calibration Protocol (CCP)

  • 高速データ転送に対応するハードウェア:

    • ベクターの測定およびキャリブレーションハードウェアVX1100
    • iSYSTEMハードウェアデバッガー

  • MICROSARスタックの広範な測定(Generic Measurementを含め、すべてのモニター機能をサポート)
  • リンカーマップファイル内の新しいアドレスを使用してA2Lファイルを更新可能(付属のASAP2 Updaterを使用)

応用分野:

  • 内部ECU値へのアクセスにより、テスト対象シグナルを拡張
  • 内部ECU値、バスシグナル、I/Oシグナルの解析および並行テスト
  • 複数のECU RAM値への並行アクセスによる分散機能の解析
  • BSWおよびSWCのデバッグ
  • ASAM-A2Lファイルによる自動設定

詳細情報:

  •  
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オプションScope

オプションScope は、極めて高機能なUSB 接続オシロスコープハードウェアを使用した、CANoe 用の統合オシロスコープソリューションです。このCANoe オプションは、プログラム内では設定、バスレベル、プロトコルデコードの各ビューを含む、解析Window
として表示されます。対応するハードウェアは、CAN/CAN FD/FlexRay x 2 またはLIN x 4 用に最大4 つの入力チャンネルを装備し、ベクターのインターフェイスハードウェアの(VN1630A/40A、VN8900、VT システムなど)ync ラインによってトリガーされます。


特長

  • CANoe/CANalyzerに直接統合

    • すべての解析をベクターネットワークインターフェイスの時間ベース(VN1630/40など)に関連付けて実施

  • CAN、CAN FD、FlexRay、LIN、SENT、PSI5の物理レイヤーのプロトコルをデコード
  • アイパターン解析
  • 自動テストのシナリオのためのCAPLプログラミングインターフェイス

    • コンフォーマンステスト
    • 「フレームからビットまで」の物理レイヤーテスト
    • シリアルビットマスク解析


ユースケース

  • CAN FD、FlexRay、LINの解析およびトリガー
  • PSI5およびSENTシグナルの解析(VTシステム必須)
  • 時間/電圧トリガーによるシグナル(バス、センサー、I/O)の測定
  • プロトコルエラーの検出およびトリガー(CANエラーフレームなど)
  • 自動車メーカーの仕様書に基づくECUコンフォーマンステスト
  • ネットワーク設計の概念実証(バストポロジー、ケーブル、レジスター)
  • EMCの問題およびその他の物理的作用のトレース(反射、リンギング、クロストーク)
  • アイパターン、ビットマスク解析、遷移時間の測定を使用した自動解析


CANoe/CANalyzerへの統合

オプションScopeは、独立した解析Windowの形でCANoeに緊密に統合されます。このスコープWindowは複数のビューに分かれ、それぞれがコンフィギュレーション、データ収集、後処理のタスクを行うためのユーザーインターフェイスとして機能します。特に重要なビューとして挙げられるのが、バスシグナルの物理レイヤーのグラフビューと、データリンクレイヤーのプロトコルデコードがすべて表示されるトレースビュー間で、これらのビューは相互に完全に時間同期されているだけでなく、トレース、グラフィック、ステートトラッカーといった他のCANoe解析Windowとの同期も可能です。

オプションScopeではまた、ビットレベルのネットワーク解析を、インタラクティブなアイパターンや自動シリアルビットマスク機能を使用して手軽に行うこともできます。これらはいずれも物理レイヤーの自動テストに使用できるうえ、不適切なネットワークトポロジーの選択、ケーブル特性の不適合、EMCの問題、バス終端処理の誤りなどが原因で生じるネットワークの問題を素早く発見できる方法としても定評があります。

 


オプションScopeのハードウェア機能

  • USBオシロスコープPS5444B-034 (PicoScope)
  • 500MS/sのサンプリングレート、512MSのバッファーサイズ
  • 4系統の入力チャンネル(CAN/CAN FD/FlexRay x 2またはLIN/センサー/IO x 4)
  • ベクターの「Scope Bus Probe 300 MHz」を通じてD-SUBコネクターとバス接続
  • スコープチャンネルExt.およびGen.とベクターのネットワークインターフェイスのHW-SYNC入力を「Scope Trigger Y-Cable」で接続


詳細情報

https://vector.com/vi_downloadcenter_de.html?product=%25%25&type=PressArticle&busprot=CANBUS&formular_treffer_submit=1#

  • To do: Case Study: Aerospace: Airbus: Automatic CAN bus tester significantly reduces test effort

https://vector.com/portal/medien/cmc/case_studies/Aerospace_Airbus_ACBT_CaseStudy_EN.pdf

  • To Do: Vortrag vom CAN FD Symposium als PDF

https://vector.com/portal/medien/cmc/events/CFD17/presentations/08_CANFDSymposium_Donatzer_Vector.pdf

  • To Do: Fachvortrag CIA Konferenz 7./8. März 2017

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オプションSensor

以下のセンサー固有プロトコルの解析、シミュレーション、テストをより簡単に実行するためのオプションです。

  • PSI5  (Peripheral Sensor Interface)
  • SENT (Single Edge Nibble Transmission)

CANoe.SensorとハードウェアモジュールのVT2710を使用することで、各センサープロトコルに合わせた専用の機能が利用できるようになります。


特長

  • センサーチャンネルを素早く設定できる直観的なユーザーインターフェイス
  • センサーの設定を他のCANoeコンフィギュレーションに手軽にエクスポート可能
  • CANoeトレースWindowでプロトコル解析が可能
  • VT2710により4つのPSI5または4つのSENTチャンネルをサポート


適用分野

以下を対象とするセンサーの開発とアプリケーションをサポートします。

  • パワートレイン: 圧力センサー、エアフロセンサー、O2センサー
  • 安全: 加速度センサー、回転センサー、傾きセンサー
  • コンフォート: レインセンサー、温度センサー、空調センサー


ツールコンセプト

CANoe.Sensorでは、車載ネットワークのセンサーシグナルの分布だけでなく、センサーバス上のセンサーシグナルを表示することも可能で す。CANoeの解析コンセプトと直観的なコンフィギュレーションを使用することで、複雑な通信シナリオもすばやく生成し、解析できます。また、コント ロールユニットとセンサーの両方のシミュレーションが可能であるため、開発者によるテスト環境の構築を、簡単なものから複雑なものに至るまで幅広くカバー します。シミュレーションでは、関連するすべてのデータを余さず制御できます。加えて、高度なエラー検出のメカニズムによって、システムのデバッグを円滑 に進めることができます。

そして、センサーネットワークへの物理的な接続には、新しいハードウェアモジュールのVT2710を使用しま す。VT2710はモジュール式のテスト環境「VTシステム」のモジュールの1つで、CANoe.Sensorの機能に対応しています。VT2710は柔 軟性が高く、必要に応じてピギーバック基盤を介して最大4つまでのPSI5またはSENTチャンネルを設定することができます。また、ビットレート設定や 精密なメッセージタイムスタンプの生成が可能な高精度の解析ツールであり、その操作コンセプトとプログラミングインターフェイスによって既存のVT環境も シームレスに組み込むことが可能です。なお、VT2710は、その他のセンサープロトコルにも対応しております。

詳細情報

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オプションA429

CANoe .A4299はARINC 429バスの解析に最適な、最大32チャンネルのデバイスに個別に対応できるツールです。生データが必要な場合でも、あるいは物理的な数値が必要な場合で も、CANoe.A429はあらゆるレベルで強力な解析機能を提供します。このツールの利用によってユーザーは素早く目標を達成できるだけでなく、複雑な ネットワーク構成の概要を把握することもできます。

特長

  • インタラクティブかつ簡単なテストから、体系的な自動テストに至るまで、データ通信を高い信頼性でテスト
  • テストプロトコルを自動作成
  • 容易なデータトラフィックのモニターとさまざまな解析手法を用意
  • 1つのツールでCAN、AFDX®、そしてモジュールタイプのテスト環境である、ベクターのVTシステムにアクセス可能
  • 開発プロセスの早い段階でエラー状態を発見して修正

シンボリック表示

バス用のARINC 429ワードはデータベースに記述できます。その際はARINC 429のラベルに読取可能な名前を割り当てるほか、ARINC 429ワードのデータ内容も詳しく定義します。これにはARINC 429ワード内のビット位置だけでなく、データ型と表示名も含まれます。物理パラメーターを解釈して表示するのに用いるため、単位を入力したり、変換式を 定義したりすることもできます。製品にはデータベースエディターが付属します。

メッセージの表示

トレースWindowには、その瞬間のARINC 429バストラフィックが分かりやすくリスト表示されます。データベースが用意されていれば、変換式が自動的に使用されて、表示はシンボリックに行われま す。カラムのレイアウトはユーザーが設定可能で、表示を手軽に切り替えられるよう、あらかじめ設定された3種類のカラムレイアウトが用意されています。検 索機能も改良され、大量のバストラフィックの中からでも、関連するすべての情報を素早く探し出すことができます。

詳細情報

(AFDX®はエアバス社の商標登録です。)

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オプションAFDX

CANoe.AFDX はAFDX®ネットワーク全体はもちろん、個別のデバイスのテストおよび解析にも最適な製品です。ロウフレームが必要な場合でも、あるいはペイロードの内容が必要な場合でも、CANoe.AFDX はあらゆるレベルで強力な解析機能を提供します。このツールの利用によって、そ
れぞれのユーザーの要求を充たすことや、複雑なネットワークの構成を把握することもできます。

特長

  • インタラクティブかつ簡単なテストから、体系的な自動テストに至るまで、データ通信を高い信頼性でテスト
  • テストレポートの自動生成

  • 容易なデータトラフィックのモニターとさまざまな解析手法を用意
  • ひとつのツールで、CAN、AFDXおよびアナログとデジタルI/Oに対応

ハードウェアインターフェイス

CANoe .AFDX では、USBインターフェイスのVN5610 、またはTTTech社のAFDXEnd System T (PCI/PCIe用)をそれぞれオプションで使用できます。

データベースによるシンボリックな解析

AFDX®通信そのものは、ICDフォーマットによって記述されています。通常、航空機メーカーが開発に関連する通信内容を記述したファイルをサプライ ヤーに提供します。この情報をCANoe.AFDXで利用するために、ICDフォーマットファイルをベクターのDBCファイルに置き換えるための コンバーターも提供されています。コンバートされたDBCファイルをCANoe.AFDXのコンフィギュレーションに割り当てることで、ユーザー はCANoe上でシンボリックに情報を読み取ることができます。

メッセージ表示

バス上を流れるAFDX® メッセージは、リアルタイムにトレースWindowに表示されます。データベースが割り当てられていれば、基になったICDフォー マットに従った情報をシンボリックに得ることができます。この場合バーチャルリンクは、IDが数値で表示されることはなく、シンボリックに名称で表示され ます。情報種別ごとのカラムはユーザーが選択可能で、3種類のカラムレイアウトをすぐに切り替えて利用できます。膨大なメッセージトレースからユーザーが 必要な情報を見失わないように、検索機能も改良されています。

詳細情報

(AFDX® is an Airbus registered trademark)

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オプションCANaero

CANoe.CANaero は、簡単なネットワーク解析から電子ユニットの体系的なテストまで、あらゆる分野に対応しています。マルチバス対応のこのツールによって、複数のチャンネルで、CAN、Ethernet、FlexRay といった異なるバスシステムとバスプロトコルを同時に扱うことができます。

特長

  • 設計のインタラクティブかつ簡単なテストから、体系的な自動テストの実施に至るまで、電子ユニット間のバス通信を高い信頼性でテスト
  • テストレポートの自動生成
  • 容易なデータトラフィックのモニターとさまざまな解析手法を用意
  • 複数のバスを時間同期で解析するほか、Ethernet 対応のゲートウェイの開発とテストをオプションでサポート
  • ARINC 825 およびARINC 826 の各プロトコルをサポート
  • メッセージデータベースを利用するコンセプトを採用しており、オリジナルプロトコルにも対応可能

CANoe .CANaero は、AFDX® (ARINC 664)、Ethernet、CANopenなど、ほかのオプションと組み合わせることができます。
これは表示されるブロックダイアグラムから直感的に操作できます。PCインターフェイスを介してバスのデータの流れをさまざまな評価Windowにグラフィ カルに表示し、ログファイルに記録します。システムは、このブロックダイアグラム内でパラメーター化されます。さらに、フィルター、ジェネレーター、リプ レイブロックなどの機能ブロックも、このブロックに挿入して設定できます。

機能

CANoe.CANaero は、CANoe の標準機能を以下のように拡張します。

  • モデリングによる完全なシステムのシミュレーションと残りのバスシミュレーション
  • バスデータトラフィックのトレース表示
  • ネットワーク全体/単体電子ユニットのテスト
  • C に似た組込のCAPL プログラミング言語でユーザーがプログラミングし、シミュレーション、解析、テストをサポート可能
  • インタラクティブなメッセージの送信
  • チャンネルごとのメッセージ、バス負荷、エラー数の統計表示
  • 多くのトリガーオプションを持ったメッセージログ機能とそのリプレイまたはオフラインでの評価
  • バス障害の生成
  • シミュレーションおよびテストの制御、解析データ表示のためのユーザー定義のインターフェイスを作成可能
  • デジタルおよびアナログ入出力モジュール、測定ハードウェアの制御により、シミュレーションおよびテスト環境における実際のシグナル値を
  • 処理できる
  • Microsoft COM や.Net などのオープンソフトウェアインターフェイスにより、既存のシステム環境へのインテグレーションが可能

詳細情報

(AFDX®はエアバス社の商標登録です。)

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CANoeのグレード

全機能を装備。シミュレーションモデルはCAPLで作成。テストケースはテスト機能セットを使用して簡単に作成可能。このグレードは、CANoeの全機能をお使いになりたいユーザー向けです。

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run (Runtime) グレードでは、コンフィギュレーションの修正は不可、解析機能をすべて装備、簡単にノードの接続/接続解除が可能。このグレードは、あらかじめ定義された残りのバスシミュレーションと、実際のECUとの相互関係を簡単にすばやくテストする必要のあるユーザー向けです。

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pex (Project Execution)グレードでは、グラフィカルユーザーインターフェイス(パネル)のみ利用可能。ユーザーがメッセージの評価を実行することなく、シミュレーションとテストケース、その結果を容易に制御・判定できます。

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関連情報

ファクトシート:


機能マトリックス:


プロダクトインフォメーション:

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ベクターのナレッジベースでは、グローバルのお客様FAQを掲載しています。

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CANoeは以下の言語でご使用いただけます。

 

  • 英語
  • ドイツ語
  • 日本語
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コンポーネント
推奨
最小要件
CPU1 インテル互換
2GHz、2コア以上
インテル互換
1GHz、2コア以上
メモリー(RAM)
16 GB
4 GB
ハードディスク容量2
20GB SSD以上
3GB以上
画面解像度
フルHD
1280×1024ピクセル
オペレーティングシステム
Windows 10 (version 1709以上)
Windows 8.1
Windows 7 (SP1以上)


1   CANoeはコア数の多さよりもクロックレートの高さを優先
2  使用オプションおよび必要なオペレーティングシステム コンポーネントにより異なる

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トレーニング

ベクター・ジャパンでは、ベクターのソフトウェアツール、ソフトウェアコンポーネント、最新のバステクノロジーやプロトコルに関する日本語のトレーニングを多数開催しております。トレーニングの概要につきましては、トレーニングポータルにてご紹介しておりますので、是非ご覧ください。