CANdb++ Admin
CAN/CAN FDネットワーク用設計環境

CANdb++ Admin

CAN/CAN FDネットワークの開発における重要コンポーネントとして挙げられるのが、DBCファイル形式の通信定義です。これは以下に示す、すべての開発ステップの基盤となります。

 

  • バス通信のシミュレーションおよび解析
  • ECU/LRUソフトウェアの設定と詳細なECU/LRUテスト

DBCデータベースはCAN/CAN FDネットワークのプロパティー、バスに接続されているECU/LRU、メッセージおよびシグナルを定義します。

CANdb++ Adminは、J1708/J1587およびARINC 429の各プロトコルに加え、J1939/ISO11783プロトコルもサポートし、DBCデータベースの視覚化、新しいデータベースの作成、既存データベース内のデータ修正機能をユーザーに提供します。

機能概要

  • CANdb++ Adminは、J1939用ツールチェーンにデータベースを統合するだけでなく、J1939/ISO11783、J1708/J1587、ARINC 429の各バスシステム用の機能も備えており、通信ネットワークの開発者と各コンポーネントのサプライヤー向けの重要なツールです

  • CANdb++ Adminは、開発者に航空機および車両全体の通信マトリクスを設計する環境を提供します。また、それぞれのマトリクスに対してバージョンやバリアント管理を可能にし、文書化するほか、ゲートウェイを経由するシグナルルーティングの表示と、ネットワークのランタイム動作評価用のタイミング分析を行う機能を持っています

  • さらに、CANdb++のデータモデルと機能は、開発者の必要に応じてカスタマイズすることも可能です

適用分野

通信マトリクスの設計:

  • ECU/LRUおよび車両/航空機内ネットワーク用の通信オブジェクトを定義

  • 要求されている時間的な挙動(バス負荷、送信時間など)を考慮したネットワークの解析

  • ユーザー指向の通信データ表示

  •  送受信の仕様に必要な属性を定義 (送信動作、周期時間、受信タイムアウト)

 

分散型システムの開発プロセスにおけるデータベース:

  • サプライヤーへの配布を目的としたネットワークまたはECU/LRUデータサブセットのエクスポート
  • 通信データを記述するためのフォーマットとして業界内標準であるベクターのDBC形式をサポート

 

機能

  • データベースの設定

  • データを表示および編集するための各種ビュー(ネットワーク、ECU、LRU、シグナルなど)

  • バージョン比較(差分表示)、およびデータベースのマージ機能

  • サプライヤーやプロジェクトパートナーに通信データを配布するためのインポート/エクスポート(DBC、XML、CSV形式)機能

  • 包括的な整合性チェックにより、通信の一貫性を確保する機能

 

 

Screenshot of a CAN database visualized with the CAN++ Editor
You can visualize the data of a CAN database with the CANdb++ Editor.

データモデル

  • 通信オブジェクト(例:メッセージ、シグナル、ネットワークの関係など)およびオブジェクト間の関係(メッセージ送信ノード、シグナル受信ノードなど)の定義が可能
  • さまざまなネットワークを1つのデータベースで管理(Admin)
  • ユーザーが自由に(車両、航空機、デッドライン、タイムアウトなど)の属性を追加定義可能

 

関連情報

ファクトシート:

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ベクターのナレッジベースでは、グローバルのお客様FAQを掲載しています。

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