ASAP2 Tool-Set
ECU記述ファイルを簡単に生成・編集

ASAP2 Tool-Setの概要

Graphic automatic ASAP2 generation process with ASAP2 Tool-Set
ASAP2 Creator、Updater、およびMergerでASAP2生成プロセスを自動化。 ASAP2 ComparerおよびModifierでASAP2ファイルと特定の変更結果を比較。 ASAP2 Checkerでこれらのファイルに構文上のエラーや意味上のエラーがないかを確認。

CCP および XCP を測定/キャリブレーションのプロトコルとして使用するには、ASAP2 記述ファイルを用いることが前提条件の1 つとなります。ASAP2 Tool-Set の目的は、ASAP2 記述ファイルの作成とチェックです。

初期化ファイルにより6 つのコンソールプログラムが設定され、バッチ処理への統合も容易に処理することができます。ASAP2 Editor は、ダイアログベースのユーザーインターフェイスであらゆる情報を入力、編集することができる大変便利なツールです。

  • Cコード内のコメントに基づいて自動的にASAP2ファイルを生成
  • ASAP2ファイルのアドレスおよびデータ型情報を更新
  • 複数のASAP2ファイルをマージして1つの共有 ASAP2ファイルを生成
  • 2つのASAP2ファイルを比較し、その結果をログファイルに書込むプログラム (ASAP2 Comparer)
  • ASAP2ファイルに構文上のエラーや意味上のエラーがないかを確認
  • 検索フィルターにより ASAP2ファイルを独自に変更および最適化できるプログラム (ASAP2 Modifier)
  • ASAP2 Editor:標準化されたECU記述ファイルの生成および可視化に最適

特長

  • ASAP2 Tool-Setでは、A2L形式のECU記述ファイルの編集に簡単に幅広く対応できます。
  • プログラムはMakefileプロセスに組み込むことができます。
  • 警告およびエラーメッセージは、ログファイルに書込むことができます。
  • 実行結果は、終了コードで特定できます。
  • ASAP2 Editorでは、ダイアログベースのユーザーインターフェイスで、ECU記述ファイルを簡単に生成、変更、更新することができます。
  • 最新バージョン1.70を含む、ASAMでリリースされたすべてのバージョンのASAP2ファイルを読込むことができます。
  • 生成される出力ファイルのフォーマットを設定することも可能です(ASAP2バージョン1.40から1.70に準拠)。
  • データベースオブジェクトを作成する際、リンカーマップファイルあるいはデバッグファイルからアドレスやデータ型情報をすばやく取得
  • 標準規格に合致しないA2Lファイルも設定可能な許容誤差を用いて読込み可能
  • ASAP2 ファイルのインターフェイス固有部分は、指定されたメタ言語に基づいて解釈され、書き換えられてファイルに出力されます。
  • すべてのIF_DATA 型に対応しています。

機能

ASAP2 Tool-Setの7つのプログラム

ASAP2 Creator

ASAP2 Creatorを使用するには、Cコードにコメントを挿入することが前提となります。データ型、変換規則、最小条件、最大条件、構造、配列などのASAP2固有の情報をコメント内に定義します。

 

ASAP2 Updater

ASAP2 Updaterは、ASAP2ソースファイルを読込んだ後、リンカーマップファイル内のエントリーに基づいてアドレスおよびデータ型情報をすべて更新し、この情報から新しい ASAP2ファイルを生成します。

 

ASAP2 Merger

ソースファイルの1つをマスターにする必要があり、それ以外のソースファイルはスレーブになります。マスターからは、生成されるASAP2ファイルにその中の情報がすべて使用され、スレーブからは、その中の測定/キャリブレーションオブジェクト、変換規則、関数、グループ、レコードレイアウトだけが使用対象になります。

 

ASAP2 Comparer

ASAP2 Comparerでは、2 つのASAP2ファイルをすばやく簡単に比較することができます。どのオブジェクトを比較するかは、初期化ファイルで定義します。比較結果はファイルの形でドキュメント化されます。結果ファイルは、テキスト、CSV、XMLといった各種ファイル形式に対応しています。

 

ASAP2 Checker

すべてのA2Lファイルが標準規格の条件を満たしているとは限りません。ツールチェーン全体で高いレベルの工程保証を実現するために、ASAP2 Checkerは、A2Lファイルを標準規格と照合し、逸脱があれば表示します。構文チェックだけでなく、より幅広い意味上の妥当性チェックも実行できます。

 

ASAP2 Modifier

ASAP2 Modifierを使用すると、独自の方法で ASAP2ファイルを変更できます。サポートされる変更の一部を以下に示します。

  • 検索条件(名前、コメント、アドレス、オブジェクト属性など)による ASAP2ファイルの複雑なフィルタリング。 検索フィルターの結果をASAP2ファイルから削除したり、メインファイルに自動的にリンクされる個別のファイルに抽出したりすることができます。
  • ASAP2ファイルの最適化設定(不要な情報を削除してファイルのサイズを縮小)

 

ASAP2 Editor

ASAP2 Editorは、ASAP2バージョン1.x形式のECU記述ファイルを作成、修正、更新するための便利なツールです。ASAP2 Editor は、ECU開発工程で最適にインテグレーションされます。たとえば、ASAP2 Editorを使用してデータベースオブジェクトを作成すると、アドレスとデータタイプの情報が、リンカーマップファイルやデバッグファイルから取得できます。ASAP2 Editorは、CANapeに統合されているデータベースエディターのスタンドアローンバージョンです。

バージョン13.0の特長

  • ASAP2 Editorの後継としてASAP2 Studioを統合。迅速かつ簡単に操作できるよう、グラフィカルユーザーインターフェイスが更新され、適用分野の順に並べ替えられました。直観的なリボン以外にも、操作性に関する以下のような改良が加えられています

    • A2Lファイルに対するすべての変更を元に戻す/やり直すことが可能
    • 自由にドッキング可能なWindowによるカスタマイズ可能なレイアウト
    • 一括操作のサポートが向上

     

    • わかりやすいダイアログでのコマンドラインツールの設定と呼出し。個別のオプションをダイアログで有効化/無効化できるようになり、INIファイルへの記述は不要になりました

  • 「半精度浮動小数点数(Float16)」のデータ型のシグナルデータの読込みなど、ASAP2バージョン1.7.1のすべての新機能がサポートされます
  • ツールには32bit版と64bit版の両方が用意されています。 なお、ASAP2 Studioは64bit版のみで提供されます
  • ASAP2 Updaterには、新しいオブジェクトを生成するための拡張された設定オプションが用意されています
  • ASAP2 Modifierのフィルターオプションに新しいアトリビュートが追加されました
Screenshot Configuration of a characteristic map in the ASAP2 Studio
ASAP2 Editorで特性マップを設定

関連情報

ファクトシート:


プロダクトインフォメーション:

 

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  • Windows 10 / 8.1 / 7 / Vista (Vistaは32bitのみ)
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