XL-Driver-Library
ベクターハードウェアインターフェイス用ドライバーライブラリー

XL-Driver-Library

XL Driver Libraryはベクターのバスインターフェイスを使用する、ユーザー固有のアプリケーションを作成するための汎用的なプログラミングインターフェイスです。

ダウンロードページから、最新バージョンのライブラリーを無料でご利用いただけます。このライブラリーには、vxlapi.dllと、.NET 3.5以降のアプリケーション用の.NETラッパーが含まれています。

以下のバスシステムに対応しています。

  • CAN/CAN FD
  • LIN
  • FlexRay
  • 車載Ethernet
  • MOST
  • ARINC
  • デジタルおよびアナログI/O用インターフェイス(VN16xx、VN89xxインターフェイス)

特長

XL Driver Libraryにより、ベクターが提供するCAN/LIN/MOSTインターフェイスを簡単に利用するために必要な一般的な関数やバス固有の関数などをご利用いただけます。チャンネルとポートは、一般的な関数で処理することができます。バス固有の関数を使用することにより、ネットワークノードの設定を行ったり、メッセージの送受信を行うことができます。XL Driver Library とVector Hardware Configプログラムを使用することにより、論理アプリケーションチャンネルを物理デバイスチャンネルへ容易に割り当てることができます。

さらに、すべてのCAN/LIN/MOST用およびデジタルおよびアナログI/O対応のベクターインターフェイスは、ゲートウェイ機能などとして、このライブラリーを使用することにより、同時に動作させることができます。各バスシステム(マルチチャンネル)に対して複数のチャンネルを同時にサポートするため、アプリケーションに必要なインターフェイス機能を実装することができます。

適用分野

XL-Driver-Libraryにより、ベクターのバスインターフェイスをユーザー固有のアプリケーションで効果的に使用することができます。一般的なワークステーションや、ユースケースごとに独自に設計した特殊なツールの開発に特に役立ち、生産性を向上させることができます。

 

次のような用途があります。

  • テストベンチ用テストツールの作成
  • 解析/テスト用プログラムなど、既存の開発環境にベクターのインターフェイスをインテグレーション
  • 生産設備のプロセス制御用としてベクターのインターフェイスをインテグレーション
  • 製造およびサービス実施時のプログラミングとECUの設定

機能

 

XL-Driver-LibraryのメソッドをCAN/CAN FDに使用すると、メッセージの送受信だけでなく、ボーレート、サンプリングポイント、使用しているCANコントローラーのアクセプタンスフィルターなどを設定することもできます。また、評価およびモニタリング用途に、トランシーバーエラーがアプリケーションに返されます。 

1つまたは複数のCANインターフェイスに複数のアプリケーションから同時にアクセスできます。たとえば、独自のアプリケーションと並行してCANalyzer/CANoeを使用し、バストラフィックの解析やデバッグを行うことができます。

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XL-Driver-Libraryでは、LIN(仕様1.3、2.0、2.1)のマスターノードとスレーブノードをサポートします。LINマスターを実装するために、アプリケーション上で、スケジュールを実現する必要があります。そのため、クラシックモードのほかに、拡張CRCモード、ウェイクアップ機能、スリープ機能も使用できます。その結果、実際のECUとほぼ同一で、仕様に準拠したインターフェイスを実現できます。

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FlexRay通信パラメーターは、FIBEXデータベースからアプリケーションプログラムに手動でコピーする必要があります。

FlexRayインターフェイスには、FlexRay用XL-Driver-Library の標準機能が付属しています。拡張機能のご利用には、「Advanced FlexRay-Driver-Library」用ライセンス、またはCANoe.FlexRay、CANalyzer.FlexRayのいずれかのオプションを購入し、有効にする必要があります。

標準送信機能:

  • 最大128個の個別フレームの送信
  • シングルショットまたは周期モード送信
  • アクノレッジメント(受信確認)の送信

標準受信機能:

  • データおよびNullフレーム受信
  • 壊れたフレームの受信/受信拒否
  • 通信コントローラーエラー受信

拡張機能(「Advanced FlexRay-Driver-Library」)

  • FlexRayクラスターのコールドスタート時に、内蔵する2台目通信コントローラーの利用(ネットワークノードの追加不要)
  • 送信メッセージ用の2MBメモリー。これにより1,000件を超える個別送信メッセージを同時に構成可能
  • ペイロードエリアをハードウェアベースでインクリメント
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XL-Driver-Libraryは、ベクターのMOSTインターフェイスのMOSTノード機能およびSpy機能をサポートします。ノード機能により、ハードウェアをリング上の完成したノードとして動作させることができます。XL-Driver-Libraryで実現したノード宛のメッセージやパケットを受信したり、固有のメッセージをリング上の他のノードに送信したりすることができます。また、OS8104内レジスターへのアクセスも可能です。

XL-Driver-LibraryのMOST Spy機能は、リング上のすべてのメッセージとパケットを記録するために必要です。MOST Spy機能は、別途ご購入が必要な「MOST Analysis Library」のライセンスやCANoe/CANalyzerの.MOST Optionによって有効になります。ただし、ノード機能は無償でご利用いただけます。

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XL-Driver-Libraryは、VN16xxやVN89xxインターフェイスのデジタルおよびアナログI/O機能もサポートしています。これにより、CAN/CAN FD、LIN、FlexRayメッセージのほかに、アナログ/デジタルシグナルの取得と生成を行うことができます。データは自動的にタイムスタンプを取得するので、CAN/LIN/FlexRayデータと時間同期しています。

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関連情報

 

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XL-Driver-Libraryは、ベクターのインターフェイスに付属のコンポーネントです。

ドライバーCDで提供され、以下のものが含まれています。

  • Borland C++、Microsoft Visual C++のヘッダー付きDLL
  • Microsoft Visual StudioおよびBorland Delphi用.Netコンポーネント(CAN/CAN FD、LIN、IOcab、IOpiggy、車載Ethernet)
  • マニュアル(PDF)
  • ソースコード付きサンプルアプリケーション
  • CAN Driver LibraryからXL-Driver-Library への移行に関するガイド(マニュアルの付録として付属)
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