特長
- ARINC 429 TX 4チャンネルおよびARINC 429 RX 4チャンネル
- 高速および低速通信をサポート
- USB 2.0によるホストへのインターフェイス
- 外部電源供給が不要
- 正確なタイムスタンプ
- 複数のデバイスおよびその他のバスシステム(CAN、Ethernet、AFDX®など)との同期(AFDX®は、エアバス社の登録商標です)
- アビオニクスシステムをモニター、デバッグ、テストするCANoe.A429ツールの使用により、最適なパフォーマンスを発揮
- XLドライバーライブラリーによるオープンなインターフェイスでサードパーティー製ツールに対応
- 再読込みが可能なFPGAハードウェアアーキテクチャーに基づいた高度な柔軟性
- 極めて堅固な筐体
- アナログ/デジタル入出力
- すべての接続をガルバニック絶縁
機能
- 多様なチャンネル固有の設定
- ビットレート:
> RX: 10~120Kbit/秒(ビットレート自動検出モードあり)
> TX: 10.5~16Kbit/秒(低速)、90~110Kbit/秒(高速) - ハードウェアでのパリティーチェックおよびパリティー生成(奇数、偶数、なし)
- 最小限のARINCワード間隔(ギャップ)
- ビットレート:
- パリティーおよびギャップをメッセージに応じて設定
- 詳細なエラー通知(ビットレート、デューティーサイクル、パリティー、TXギャップなど)
- フィードバックチャンネルによるTXエラーの評価
- TXチャンネルごとに独立したハードウェアスケジューラーで、ARINCワードを定期的に送信
- バス解析用統計機能
- CANoe.A429を用いた複雑な通信シナリオでも、シグナルをすばやく解析および生成
テクニカルデータ
チャンネル数 | 4 x RX | 4 x TX |
トランシーバー | Holt HI-8454 | Holt HI-8596 |
デバイス内の タイムスタンプ精度 同期ケーブルを使用した 複数デバイスの同期 | 1µs 50µs 1µs | |
ビットレート | ビットレート 低速(12~14.5Kbit/秒)および高速(100Kbit/秒) | |
平均反応時間 | 250µs | |
オペレーティングシステム | Windows 7、Windows 8.1(32および64bit) | |
PCインターフェイス | USB 2.0 Hi-Speed、外部電源供給なし (バス給電) | |
ドライバーライブラリー | XLドライバーライブラリー | |
温度範囲 | 動作時: -40~+65°C、保管時: -40~+85℃ | |
寸法(L/W/H) | 91mm x 109mm x 35mm | |
重量 | 約250g | |
筐体 | 耐久性に優れたアルミニウム製筐体 |
アナログ/デジタル入出力
- アナログ入力: 1チャンネル、0~18V、最大50V、(別途外部抵抗回路が必要)
Ri > 1MΩ、10bit ADC、1kS/秒 - デジタル入力: 2チャンネル、シュミットトリガー、最大32V、
Vhigh ≥ 2.7V、Vlow ≤ 2.2V、Vhyst = 0.5V、
Ri > 200kΩ、最大1kHz - デジタル出力: 1チャンネル、オープンコレクター、最大32V、最大500mA、最大1kHz
- D-SUB9ソケット