Ethernetネットワークインターフェイスファミリー
次世代Ethernetネットワークインターフェイスのドライバーソフトウェア

次世代のEthernetネットワークインターフェイスのドライバーソフトウェアの紹介

ベクターは、車載用Ethernetソリューションの開発において、長く車載Ethernetソリューション開発の実績を積んできました。ここでは、車載EthernetネットワークにアクセスできるEthernetインターフェイス(以下「インターフェイス」)を設定するためのドライバーソフトウェアの機能をご紹介します。このドライバーソフトウェアは、今度リリースするインターフェイスはもちろん、従来から提供しているインターフェイスにも対応します。

 

ドライバーソフトウェアのバージョン11.2以降、CANoeなどのアプリケーションソフトウェアとインターフェイス間の設定方法や使用方法が従来に比べて改善および最適化されています。

詳細はアプリケーションノート(英語)、またはCANoeおよびCANapeの製品ページに記載されています。

 

テスト設定

測定やテスト設定のための柔軟でスケーラブルな設定

ドライバーソフトウェア11.2以降、インターフェイスの機能を従来よりも柔軟に使用できます。スイッチやモニターなどの機能を自由に組み合わせることができるため、インターフェイスの設定の自由度が高く、テストの要求に応じてテスト環境を構築できます。

 

インターフェイスに搭載されている物理ポートを、スイッチやモニター機能に自由に割り当てることができるため、さまざまな解析、テスト、シミュレーション環境に合わせた設定が可能です。

テスト環境に多数の物理ポートが必要であれば、インターフェイスを追加することで簡単に対応できます。また、PCとインターフェイスの接続は、USBだけでなくEthernetにも対応しているため、PC接続方法の選択肢を拡大しています。

ツール連携

外部のテスト装置やフリートロガーと簡単に組み合わせて使用可能

ドライバーソフトウェア11.2以降機能を使用すれば、サードパーティー製のデバイスを追加して測定やテストの環境を簡単に拡張できます。また、IEEE 1588 (Precision Time Protocol) を使用することにより、インターフェイスとサードパーティー製デバイスの時刻同期も可能です。

 

フィルター

フィルター機能の拡張

インターフェイスのフィルター機能は、インターフェイス上で任意のEthernetデータをフィルターする機能です。インターフェイスでフィルターすることで、CANoeやCANapeなどのアプリケーションツールがインストールされたPCの処理負荷を軽減できたり、効率的な解析を行うことができます。

また、アプリケーションツールがインターフェイスを使用して車載Ethernetネットワークにアクセスする際、ツールはインターフェイスのポートにアクセスします。それに伴い、従来のフィルター項目に加えてインターフェイスの物理ポートをフィルター項目として指定することができるようになりました。

フィルタリングは、インターフェイスの物理ポート、EtherType、MACアドレス、IPアドレス、TCP/UDPポート番号、VLAN IDなどで行うことができます。

測定トポロジーの設定

測定トポロジーを自由に設定可能

インターフェイスに対する要求は、使用される領域や求められる機能に応じてさまざまです。測定であれば多数のTAP (Test Access Points) が必要になったり、シミュレーションやテストでは、複数のスイッチが要求されたり、スイッチと1対1アクセスといった複数の機能を同時に使用する要求される場合があります。

 

デバイスドライバーのバージョン11.2以降を使用することで、インターフェイスの単一の機能を使用するような単純なトポロジーや、複数の機能を同時に使用する複雑なトポロジーを設定できます。また、測定トポロジーは、ネットワークを設定することができ、ネットワーク上にTAPなどの機能を設定できます。1つのインターフェイス上に複数のネットワークを作成することができたり、複数のインターフェイス上にネットワークを分散させることができます。そのため、インターフェイスを極めて柔軟にそれぞれの要求に合わせて使用することができます。

設定画面

シンプルな設定

デバイスドライバーのバージョン11.2以降、ユーザー指向の新しい設定画面により、インターフェイスを分かりやすくに、また簡単に設定できます。測定トポロジーがグラフィカルに表示され、ドラッグ&ドロップでスイッチやTAP機能などとEthernetポートを割り当てることができるため、操作がより分かりやすくなっています。

設定画面は、インターフェイスの設定以外に、設定情報を他者に交換できることをサポートします。設定情報はXML形式で簡単に保存、読込みできます。

この設定ファイルを読み込むだけで、インターフェイスの設定を書き込むことができ、測定環境を簡単に準備することができます。

この設定ファイルを読み込むだけで、インターフェイスの設定を書き込むことができ、測定環境を簡単に準備することができます。

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