ページナビゲーション
- ページの先頭へ
データロギングソリューション: GLロガーとスマートロガー
どちらの製品ファミリーが車両内でのタスクに最適かどうかはユースケースにより異なります。両ファミリーとも車載での使用を前提として、堅牢に設計されています。このページには、お客様の選択を容易にする情報がすべて掲載されています。
GLロガーとは

GLロガーは堅牢なスタンドアローンデータロガーのファミリーで、非常に使いやすいテンプレートベースの設定ツールが付属しています。主な用途は車載での品質保証、または散発的なエラーの検索です。GLロガーは車両ネットワーク上の通信の記録に焦点を置いています。記録は車両診断やCCP/XCPを使用することにより強化できます。アナログ測定からコンテキストカメラに至るまでの環境データ、GPSによる位置を、さまざまなアクセサリーを使用して取得できます。 PCベースのロガーと比較して、電力消費は桁違いに低く、起動時間は短くなります。
スマートロガーとは

スマートロガーは測定ソフトウェア(CANape logまたはvMeasure exp)と産業用コンピュータープラットフォームの組み合わせです。測定データに自由にアクセスでき、データロガーの単純さという利点も享受できます。データロガーを車両に設置し、すべてのセンサー、バス、ECU、カメラその他をデータロガーに接続します。ノートパソコンをEthernet経由で接続し、既存の測定設定をデータロガーに読み込むか、または設定用のソフトウェアインターフェイスを使用します。スタンドアローンモードでは、ドライバーが対応し、データロガーをモニターする必要があるのはWebベースのGUIのみです。
概要
GLロガー | スマートロガー | |
---|---|---|
主な用途 | 品質保証または散発的なエラーの検索 | ADASおよびeドライブの開発 |
ユースケース | スタンドアローンデータロギング | スタンドアローンデータロギングと インタラクティブな使用 |
設定ツール | 非常に簡単に使えるテンプレートベースの設定ツール(無償) | 関連付けたデスクトップアプリケーション、vMeasure exp(無償*)またはCANapeを使用して設定 |
追加のプロトコル | 診断、CCP/XCP | 診断、CCP/XCP、SOME/IP、ベンダー固有のプロトコルなど |
拡張性 | さまざまなアクセサリーにより環境データを取得でき、ドライバーが行う必要のある対応はシンプル | CAN (FD)、FlexRayおよびLIN対応のすべてのベクター製ネットワークインターフェイスとVX1000ファミリーとの組み合わせ |
追加の機能 | クラウド機能により、LTE経由で記録データのアップロードや測定設定の置換が可能 プログラミング言語LTL(オンライン解析など) | プログラミング言語CASL(ツールの制御、データ解析、複雑なトリガー定義など) ライブラリ関数またはユーザー開発のCASL-およびMatlab Simulink関数を使用したオンライン解析 eドライブ向けのeMobility Analyzer |
* 設定用として
ご質問は下記にお寄せください。
