測定
柔軟な測定データ記録

柔軟な測定データ記録

多種多様なハードウェアインターフェイスに基づいた高度な柔軟性

さまざまなソースから測定データを取得する際には、データを同期方式で記録する信頼性の高いシステムが必要です。ベクターのソリューションを利用すると、以下の情報にアクセスすることができます。

  • ECU内の変数、パラメーター、特性カーブ、マップ
  • CAN、LIN、FlexRay、Ethernet/BroadR-Reach®からのバス情報
  • さまざまな外部測定システムからのアナログ/デジタル信号
  • ビデオ/オーディオデータ
  • CANバスまたは専用GPSレシーバーからのGPS情報

測定のサポート

以下のツールを用いると、CCP/XCP、KWP2000、UDSなどのECU内部シグナルをはじめ、CAN、LIN、FlexRay、Ethernet、MOSTバスや外部計測機器からのシグナルを、時刻同期された状態でリアルタイムに取得、視覚化することができます。

  • CANape – 測定/ECUキャリブレーション用のオールラウンドツール
  • vMeasure exp – 複雑な測定タスクを確実に解決
  • vMeasure CSM – 測定データを容易に取得して評価
  • vMDM – プロフェッショナルな測定データ管理
  • VX1000 – データ伝送速度を最大にするスケーラブルな測定/キャリブレーションハードウェア
  • VX0312 – Ethernet/BroadR-ReachとCANに対応するネットワークインターフェイス

測定ソフトウェア

Screenshot CANape windows for measurement

CANape

CANapeでは、測定結果を記録しながら必要に応じた各種ビューに表示することができます。そのため、迅速な初期オンライン解析が可能です。すべてのデータには必ずタイムスタンプが付き、時刻同期式でデータが保存されます。これは、後でオフラインでデータを評価するのに役立ちます。

vMeasure exp

vMeasure expはラボで、試験台で、そしてテスト走行や耐久試験中にエンジニアを効率よくサポートする、柔軟性の高い測定ソフトウェアソリューションです。vMeasure expを使用することにより、物理値、ECU内部シグナル、車両バス経由で送信されたシグナルを簡単に記録できます。

vMeasure CSM

vMeasure CSMは、CSM社のCANおよびEtherCATベースの測定モジュールを支援する、理想的な測定および解析ソフトウェアです。vMeasure CSMは測定の設定、物理値の同期取得、そしてそれらの値をMDF形式で保存するための便利な手段を提供します。GPSおよびビデオデータの記録もサポートします。

測定データの管理

vMDM

Graphic with most important vMDM components

vMDMは、開発、テストベンチの運用、車両テストで発生する大量のデータを効率的に管理するためのソリューションです。vMDMを使用することで、測定データを安全に保存し、不正アクセスから守り、分散したチーム間で簡単にデータのやりとりができるようになります。また、CPU集約型の大規模な解析、分類、レポートがサーバーから一元的に実施され、エンジニアのワークステーション上での計算処理は一切必要ありません。

 

ECU測定

Photo with Base Modules VX1135 and VX1060, VX1453 Generic HSSL POD, VX1543A Serial POD

VX1000

VX1000システムは、測定およびキャリブレーション作業で最高のパフォーマンスを実現する、拡張性の高いソリューションです。このシステムは、ECUとCANapeなどの測定/キャリブレーションツール間のインターフェイスとなります。ECUの実行時間への影響を最少化しつつ、データ処理能力を高めるため、データへのアクセスはマイクロコントローラー固有のデータトレース/デバッグインターフェイスを介して処理されます

Photo VX0312 network interface for Ethernet / BroadR-Reach and CAN with USB Interface

VX0312

VX0312は、Ethernet/BroadR-ReachおよびCANに対応する、PC接続用のUSBポートを内蔵したコンパクトなインターフェイスです。このインターフェイスを使用して、XCP on EthernetまたはBroadR-Reachデバイスと測定/キャリブレーションツールをインストールしたPCを、迅速かつ確実に接続できます。

アナログ測定

CANapeには以下の測定システムを統合することが可能です。

Graphic supported measurement systems by CANape
CANapeは、さまざまなメーカーの各種データ取得デバイスをサポートしています。「Digital Analog IO」は、ほぼすべての入力/出力システムを接続できるオープンインターフェイスです。

CAN経由:

  • CANバス経由でPCに接続されたすべての測定データ取得デバイス(Caetec社、CSM社、IMC社、Ipetronik社のデバイスなど)
  • CSM社製AD-SCan MiniModul pro(オーバークロックCANバスで最大10kHzのサンプリングレートを実現する2Mbit/s帯域幅)

Ethernet経由:

  • CSM社製 EtherCAT - XCP on Ethernetゲートウェイ
  • ETAS社製 測定モジュールシリーズ: ES400、ES600
  • Ipetronik社製 XCP on Ethernet経由のMx-SENS 8

USB経由:

  • NI社製アナログ/デジタル測定カード(DAQmxシリーズ)

DAIOインターフェイス経由:

  • DEWETRON社製DEWE-xxxおよびDEWE2
  • HBM社製QuantumXおよびSoMat eDAQ
  • Jäger Computergesteuerte Messtechnik社製ADwinシステム
  • Seeing Machines社製faceLAB(走行安全性研究やマンマシンシステム開発分野の視線追跡ビデオシステム)
  • Ergoneers社製Dikablis(走行安全性研究やマンマシンシステム開発分野の視線追跡ビデオシステム)

DAIO(Digital/Analog IO)は、ほぼすべての入力/出力システムを接続できるオープンインターフェイスです。オープンCインターフェイスには開発キットと詳細資料が付属しており、独自ドライバーの開発に無料で使用できます。

対応する測定システムについては以下をご参照ください。

CSMアナログ測定

Graphic CSM measurement modules and Vector measurement software
広範な物理量データを取得できるCSM測定モジュール

物理量データの取得を実現する測定モジュール

電圧や温度、ひずみゲージを使用した機械力学的物理量を測定したい場合でも、あるいはイベントカウントや様々なレベルの信号出力をする場合でも、幅広い製品を利用して、車載および試験台の両方であらゆる測定を行うことができます。PCへの接続は、CANインターフェイスまたはXCP on Ethernet経由で行われます。

MDFフォーマット

測定結果をMDFフォーマットで効率的に保存するための情報や、あなたのソフトウェアにMDFを実装する方法については以下をご参照ください。

ダウンロード