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測定およびキャリブレーションプロトコルXCP
参考資料「XCP-ECU開発用標準プロトコル~基礎と応用分野~」では、測定およびキャリブレーションプロトコルであるXCPの基礎と応用分野を詳しく説明しています。これには、以下の内容が記載されています。
- XCPプロトコルの基礎(プロトコルおよびトランスポートレイヤー、CTO/DTOの交換、XCPサービス)
- ECU記述ファイル(A2L)の設定および作成
- 各種キャリブレーションコンセプト
- XCPの応用分野(MIL、SIL、HIL、RCP、バイパス、仮想ECU)
- XCPの実装例
第三版はXCP標準規格のバージョン1.3の内容を考慮した増補版となっており、時間相関および同期のトピックに焦点が当てられています。

XCPに関する基本情報
XCP (XUniversal Measurement and Calibration Protocol)は、CCPと同じくASAM (Association for Standardization of Automation and Measuring Systems)によって考案され、2003年に標準規格として策定されました。ベクターはこのリリースに際して重要な役割を果たしています。
XCPは2つのレイヤーからなるプロトコルで、プロトコルおよびトランスポートレイヤーは相互に一貫して切り離されており、シングルマスター/マルチスレーブのコンセプトを使用します。XCPでは、異なるトランスポートレイヤーの基盤上で、同じプロトコルレイヤーを使用できます。XCPの「X」は変数と、交換可能なトランスポートレイヤーを表しています。このように、これは使用するネットワークのタイプに依存せずに機能する、汎用的な測定/キャリブレーションプロトコルとなっています。
XCPの開発サポート
CPを全製品でサポートすることにより、ベクターは開発プロセスのあらゆる場面でお客様に最適なソリューションを提供します。XCPプロジェクトをスピーディに、しかも高い信頼性で完成させる―。お客様のそのプロセスを、先進的で高機能の開発ツール、ベーシックソフトウェア用の通信モジュール、ECUインターフェイス、基礎セミナー、個別サービスがサポートします。
