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Special Interview

高度なロボットの活用が、生活や多様な産業にイノベーションを生み出しつつあります。自動車産業における自動運転車の開発も、こうした潮流の一つです。同様の潮流は、医療にも起きています。すでに世界中で多くの手術ロボットが活用されており、難手術をこなして多くの人命を救っています。次世代車の開発と医療用ロボットの開発には、いくつかの共通点があります。複雑な機構をデジタル制御している点、操作者と機械の密な連携が不可欠な点、人命を預かるに足る安全性・信頼性が求められる点などです。これらの共通点は、自動車産業で培った設計技術やエコシステムが、医療用ロボットの進化に役立つ可能性があることを示唆しています。
ベクターでは、車載システム開発での長年の実績を、医療機器デバイス開発におけるソリューションにも活用し、市場を拡大しています。今回のインタビューでは、車載システム開発と同様にミッションクリティカルな分野である医療機器デバイス開発の最先端技術開発に取り組むリバーフィールド株式会社 代表取締役社長、東京工業大学 准教授の只野耕太郎氏に、次世代車向け技術と医療用ロボット向け技術の相互利用について聞きました。今後の業界横断的な知見を深める一助になればと思います。
Vector’s Voice

▶2022/03/10 UPDATE
すべてのロギングをワンストップで
~AD/ADASの実車テストを効率化するロギング・ソリューション~
AD/ADASの高度化を背景に、一台のクルマに搭載されるカメラやレーダーなどのセンシング・デバイスは増加の一途をたどっています。実車テストにおいて必要となる、それらのセンシング・データをロギングする際の課題とベクターのソリューションについて、適合ツール部ディレクターの望月 佐知也氏に聞きました。
Coders Kitchen

▶2022/05/10 UPDATE
仮想環境におけるソフトウェアのデバッグ
たとえば、ラボの自動化システム、産業用ロボットなど、複雑なサイバーフィジカルシステムのソフトウェアを開発していることを想像してください。
Pick Up Topics

日立Astemo(旧・日立オートモーティブシステムズ)は、統合テストにおいて、プロジェクトごとに仕様が異なるアプリケーションソフトのテストと、プロジェクトによらず共通する部分が多い通信部分のテストとを分離し、後者をベクターの「VT システム」と「vTESTstudio」で構築した環境に移行して、自動化を含むテストの効率化とテスト資産の再利用化を進めています。

日立Astemo(旧・日立オートモーティブシステムズ)は、エンジンECU の仮想化とテストの自動化に取り組んでいます。仮想化ツールとしてべクターの「vVIRTUALtarget」を導入し、AUTOSARを構成する一部のBSWモジュールに適用したところ、テストシナリオの実行時間の大幅な短縮を実現。そのほか、テストの網羅性向上やHILS(統合テスト)とのテストシナリオの共通化など、さまざまな効果を得ています。

株式会社SUBARUは、車両テストの効率化と新価値創造を目的に、デジタルツイン環境「IVX-D」を構築しました。実ECU、センサー、アクチュエータなど数百にも及ぶ部品で構成される「電子ベンチ」にベクターの「CANoe」や「VT システム」などを採用。CANoeと外部HILSとの連携には、Ethernet(UDP)ベースで高速にやりとりできるベクターのFDXインターフェイスを選択し、デジタルツインとして高い応答性を得ています。
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