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教育 – ドイツを未来のテクノロジ拠点に
ベクターは創立から30年にわたり、車載ソフトウェア開発のプロフェッショナルパートナーとして活動しています。ベクターの原動力は、テクノロジに対する情熱です。この情熱が新しい発想や衝動を生み、活気に満ちた未来のテクノロジ創造につながります。
ベクターは、特に若い人たちに、STEM(科学、技術、工学、数学)科目を通じてテクノロジの魅力を発見する機会を提供したいと考えています。教育や研究の分野において、さまざまな形で若い人材を育成することに力を注いでおり、ライフステージや成長段階が異なるあらゆる人たちの教育に携わっています。私たちの取り組みは、幼い子供たちから、新会社の設立や起業を目指す学生まで及び、あらゆる年代を支援しています。ベクターはパートナー企業とともに、初めて数学や科学の分野に触れる若い世代の起業家精神を呼び起こし、育むことで、技術立国としてのドイツの未来に大きく貢献しています。
Wissensfabrik(知識の工場) – 子供たちをテクノロジとコンピュータサイエンスの世界へ

Wissensfabrik – Unternehmen für Deutschland e.V.(Knowledge Factory;「知識の工場」) – Companies for Germany Association)では、企業や財団が協力して、教育プロジェクト、スタートアップ企業、若い起業家を支援しています。その目的は、将来の世代がグローバル競争に対応し、ドイツの革新力を長期的に確保できるようにすることです。
ベクターは2012年からWissensfabrikに参加してその理念を実践しています。これまでにベクター本社の近隣で30以上の教育機関とパートナーシップを結んでいます。「KiTec– Children discover technology」、「Power4School – Students discover energy」、「IT2School– Discovering IT Together」といったプロジェクトを通じ、子供たちや若い世代がテクノロジとIT分野でのさまざまな経験を積んでいます。また、経験豊富なベクターの社員が、WECONOMYプログラムの一環として、多くのスタートアップ企業を支援しています。
どのプロジェクトも、若い人たちにテクノロジ、科学、ビジネスへの探究心を持ってもらうためのものです。並行して、スタートアップ企業と既存企業の交流も促進しています。
教育におけるさらなるコミットメント
Knowledge Factoryでの活動に加え、ベクターはSTEM科目を学ぶ若い世代の刺激となるような支援プロジェクトなどの活動を行っています。ベクターの普段の仕事を体験してもらえる会社訪問の機会も提供しています。
たとえば、Inventors and Researchers Day(発明家と研究者の日)では、幼稚園児や小学生向けに車載コミュニケーションをあらゆる面から紹介しています。子供たちは、ベクターのテスト/シミュレーションツール「CANoe」を使って、車のドアがどのように制御されるのかを体験することができます。
年に一度のBaden-Württemberg Code Week(バーデン・ヴュルテンベルク州コードウィーク)では、若い世代の人たちがさまざまな技術トピックに関するワークショップに参加しています。ベクターはそれをサポートし、参加者は自分で小型ロボットを組み立てて、プログラミングします。また、コンピュータサイエンスの授業やクラブでのサポートを通じて、アプリケーション開発や暗号化などのIT技術トピックについても楽しく学ぶことができます。
キャリアガイダンス – 初めの一歩が肝心
インターンシップ: プロフェッショナルの世界を体験
学生向けインターンシップをキャリアガイダンスとして役立てましょう。学生がベクターで働くことを体験し、ベクターのソフトウェア開発者という職業を探求できる機会です。インターンシップの内容や応募方法については、こちらをご覧ください。
Girls'Day: 女性のSTEM分野への関心を喚起
Girls'Day(ガールズ・デー)はKompetenzzentrum Technik-Diversity-Chancengleichheit e. V.(Competence Center for Technology-Diversity-Equal Opportunities)のプロジェクトです。
ベクターは、このイベントに2003年から参加しています。ベクターの各開発分野を8年生(日本における中学校2年生) の女子学生が理論と実践から学びます。将来の就職先としてベクターを知る絶好の機会でもあります。
大学生をサポート – 学問と実践
奨学金制度: 実践的かつ未来志向
ベクターは、グローバルなIT企業での貴重な実践的体験の場を提供し、学位取得を目指す学生のパートナーとしてサポートします。技術分野で平均以上の成績を修めた若き才能を、奨学金制度で支援しています。
奨学生は経済的な支援だけでなく、ベクターの関連部署に所属する経験豊富なメンターから、学業や将来の計画やベクターでのキャリアスタートなどについて個人的なサポートを受けることができます。また、定期的な交流会、社内研修コース、イベントなどにも参加できます。これらの場は、他の奨学生と知り合うたけでなく、ベクターでの仕事や将来のモビリティや開発動向について学ぶ機会にもなっています。さらに、奨学生は学生研修、インターンシップ、論文テーマ、休暇中の仕事なども提供されます。詳しくはこちらをご覧ください。
ベクターは、特定の大学との間で個別の奨学金プログラムを設けています。現在の協力パートナーについては、こちらをご覧ください。
また、ベクターはDeutschlandstipendiumプログラムの一環として、12の大学のさまざまな学部に属する約80名の奨学生を支援しています。
学生フォーミュラ – 記録破りのポテンシャル

ドイツ学生フォーミュラ(Formula Student Germany)は、世界最大級の学生による設計コンテストであり、2019年には25か国、約3,500人の学生による119のチームが参加し、内燃機関、電気駆動、自律走行車の3つのクラスで競い合いました。ベクターは2009年より、解析、テストおよび測定データ評価ツール、ネットワークインターフェイス、データロガー、技術的ノウハウなどの点で多くのチームをサポートしています。その目的は、実践的なトレーニングを通じて学生の意欲向上を促進することにあります。学生フォーミュラにはコラボレーションとアジャイルな製品開発プロセスが求められ、ここで身に着いたスキルや専門知識は彼らの将来のプロフェッショナルキャリアにおける重要な力となります。現在、学生フォーミュラに参加しているチームのリストはこちらからご覧いただけます。
さらなる教育支援
知の伝承と実体験
大学やカレッジは、現代の知識を伝達していくために最新のソフトウェアとハードウェアを必要としています。そこでベクターは、ベクターの製品やサービスに関連する技術的な教育プログラムを通じて支援しています。ベクター社員はコンピュータサイエンスや電気工学の授業を受講する学生に対して講義を行い、専門知識や実践ノウハウを伝えています。さらに、ベクターの製品開発プロセスを生で体験できる見学会も実施しています。
ビジネス起業をサポート

スタートアップ企業を初期段階からサポート
意欲的なスタートアップ企業に共通するのは、「革新的な力」です。ベクターは、専門知識、経験、卓越した業界知識によって、スタートアップ企業の経済的自立に向けた第一歩を初期段階から支援しています。
Gründermotorマスタークラス: 若き才能と力を合わせて
Gründermotorは、将来性のあるSME(中堅・中小企業 )の創出を目的とした、バーデン・ヴュルテンベルク州の分散型イノベーションプラットフォームです。バーデン・ヴュルテンベルク州内の大学やカレッジのスタートアップ企業を投資を呼び込めるレベルまで育成し、既存企業を巻き込んだネットワークづくりを支援するのが「マスタークラス」です。
ベクターは、このマスタークラスに深く関わっており、参加するスタートアップ企業は4か月以内に事業構想を作って市場で検証します。この間、参加チームは経験豊富なメンターからサポートを受け、他の起業家たちと刺激し合いながら交流します。マスタークラスは、Pioniergeist GmbHとベクターによって設立され、多くの著名なパートナーによって支えられています。これにはバーデン・ヴュルテンベルク州の企業、団体、教育機関、スタートアップ企業、投資会社が含まれています。
スタートアップ企業をサクセスストーリーへ導く
ベクターは、スタートアップ・イニシアチブのWECONOMYも支援しています。WECONOMYは、テクノロジ志向の革新的なスタートアップ企業と既存企業との出会いの場であり、ここから貴重な人脈、独自の専門知識、持続可能な推進力を備えたビジネスネットワークが生まれます。
成長に寄り添う
ベクターは、技術環境におけるデジタルソリューションが期待できるスタートアップ企業をターゲットにした個別支援を行うためのベンチャーキャピタル会社を設立しました。資金的な支援に加えて、起業家の方々には幅広い知識や広範なインフラストラクチャ―が提供されます。詳しくは、こちらをご覧ください。