CANopen、SAE J1939、ISOBUS、NMEA2000、SAE J1587、ARINC、CANaerospaceなど、CANベースまたはIPといったオープンプロトコルは、長年さまざまな分野で使用され、成功を収めています。具体的には、組込ネットワークを持つ商用車、農業機械、鉄道、医療機器、航空機、制御エンジニアリングやその他の分野での実績があります。これらの応用で成功を収めるには、現在の開発の土台となる十分な知識と標準化されたプロトコルが必要不可欠になります。
ベクターは、オープンネットワークの開発工程の時間とコストを押さえて実現するためのソリューションを提供します。また、オープンプロトコル用の最適化されたソフトウェアツールと組込ソフトウェアコンポーネントによってお客様をサポートします。ベクターは、多くの標準化団体に積極的に参加することにより、最新の要件に準拠したさまざまな製品をお届けします。
サポートするプロトコル:
| プロトコル | 詳細/適用分野 | 製品 |
| ARINC | 航空機産業でのCANは、ARINC規格の一部にまとめられています。 適用分野: アビオニクス装置 |
CANalyzer.CANaerospace CANoe.CANaerospace |
| CANaerospace | CANaerospaceプロトコルは、航空宇宙産業分野のある企業が開発したものです。CANaerospaceは、NASA-AGATEコンソーシアムの「AGATEデータバス」と呼ばれています。 適用分野: アビオニクス装置 |
CANalyzer.CANaerospace CANoe.CANaerospace |
| CANopen | CANopenプロトコルをまとめた規格文書は、標準化された通信方式と各種デバイス/アプリケーションに特化した機能を記述したもので構成されています。CANopen規格は、CAN in Automation (CiA)によって管理されており、ライセンスフリーで使用できます。適用分野: オートメーション分野、列車/航空機/船舶/医療機器の内部ネットワーク制御 | CANalyzer.CANopen CANoe.CANopen Slave Source Code CANeds ProCANopen |
| IP |
組込システムにおけるEthernetベースネットワークとその上位層のプロトコル実装部分を継続的にアップデートしていくことは、とても重要なことです。このようなシステムでは、データの周期送信とそのリアルタイム性が注目されます。Ethernetや無線LAN経由で、CANメッセージをパケットに載せて送信するような方法もあります。(リモートCAN解析)適用分野: ITS(Car2x)、乗用車 / 商用車 / 農業機械 / オートメーションシステム | CANoe.IP CANalyzer.IP |
| ISO11992 | ISO11992は、トラックとトレーラー間の通信用にJ1939をベースに開発された規格です。適用分野: 商用車 | CANalyzer.J1939 CANoe.J1939 |
| J1587/J1708 | SAE J1708には、商用車で使用する双方向のデータ通信を行うシリアルネットワークが定義されています。SAR J1587標準規格では、SAE J1708ネットワークに基づいた異なるECU間の通信や標準化されたデータ交換が規定されています。適用分野: 商用車 | CANoe.J1587 CANalyzer.J1587 RP1210 API |
| J1939 ISO11783 |
SAE J1939は、商用車に搭載のECU間リアルタイムデータ通信を標準化したCANベースの通信プロトコルです。J1939には、ECU間で交換される情報とそのフォーマットも記述されています。一方、ISO11783は農業機械分野に特化して開発されたプロトコルです。適用分野: 商用車、鉄道車両、農業機械 | CANalyzer.J1939 CANoe.J1939 CANoe.ISO11783 CANbedded J1939 RP1210 API |
| NMEA 2000 | NMEA2000は、"National Marine Electronics Association"(NMEA: 舶用電子機器協会)によってJ1939をベースにまとめられた、一般船舶/レクリエーショナルボート/商用船舶内のさまざまな制御装置間を繋ぐ通信プロトコルです。適用分野: 船舶 | CANalyzer.NMEA2000 CANoe.NMEA2000 CANbedded J1939 |