CANapeによるCAN経由での診断
個々のECUの診断処理に加えて、CANapeではファンクショナルアドレスによって、複数のECUを対象にした車両機能の監視が可能です。K-Line以外に、CANも物理インターフェイスとしてサポートされています。CANapeは、診断データおよびサービスへのシンボルアクセスにも使用することができます。記述ファイルにはODXフォーマットか、ベクターCDDフォーマットが使用可能です。特別な診断記述ファイルが存在しない場合、UDSおよび KWP2000用に供給された一般ファイルにより、機能および生データへのシンボルアクセスが可能になります。
診断テスターとしてCANapeには以下の機能があります。
- 診断機能の選択、パラメーター化、実行ができる診断コンソール
- フォールトメモリー、DTCのシンボル表示、環境データの表示および処理のためのWindow
- グラフィックWindowでのフォールトメモリー項目の可視化などによる、測定、キャリブレーション、診断の各データに対する統合アクセス
- スクリプトによるODX制御フラッシュプログラミング
- トレースWindowでの診断通信の全特性解析:メッセージ、転送プロトコルデータ、プロトコルデータ、診断データ
- 診断機能による、A2L定義ECUデータへのアドレス指向アクセス
- 診断機能の時間順フローの可視化
- 診断シーケンス自動化のスクリプト
- 多くの新しい診断機能を提供し、ベクター診断ツール間のスクリプトの交換を可能にするスクリプト言語としての.NETの活用
- 診断サービスを実行するための使いやすいオートメーションインターフェイス
- 複数のECU IDのクエリーで診断機能を使用するなどのファンクショナルアドレス
- リクエストに応じて3Dサーバーをサポート
- OBD Windowの専用画面によるOBDデータへのアクセス
- サポート対象となっている診断機能の構造化表示。環境データを含むすべてのDTCを表示
